
(109)早大競技会事後インタビュー①/曳田道斗、堀颯介
10月9日に行われた早大競技会。夏合宿後初となる今レースは自己ベストや1万メートル28分台も続出し、夏の成果が表れた結果となった。全5回にわたってレース後インタビューをお届けする。
第1回は、曳田道斗(政経2=宮崎日大)、堀颯介(商1=仙台育英)のインタビューです。
曳田
1万メートル1着 28分48秒42(自己ベスト)
――自己ベスト更新の率直な感想をお願いします。
「素直にうれしいという気持ちです。前半シーズンで思うように結果を出せていなかったので、この記録会をきっかけに箱根駅伝(以下、箱根)に向けて調子を上げていけたらと思います」
――タイムについてはいかがですか。
「組トップを狙っていました。箱根駅伝予選会(以下、予選会)でメンバーから外れて悔しいという気持ちがあったのでその悔しい気持ちを、走りでもう一回見返してやろうということが表現できて良かったと思います」
――今回の記録は調子の良さによるものですか。
「そこまで自分の中では調子が良いということはなかったのですが、気候であったりと、運が味方してくれたのかなと思います」
――予選会のエントリーから外れた悔しさの中での記録となり、見返す形となりましたがいかがですか。
「全日本大学駅伝(以下、全日本)のエントリーがまだだったので、メンバーに入るためにしっかりアピールできて良かったと思います」
――今回28分台でゴールしたのが1、2年生であり、下級生の勢いを感じました。
「自分たち下級生が勢いづける走りをすることで、チーム全体としてチーム力が上がっていくと思います。ここで走っている選手は予選会のメンバー外ですが、予選会メンバーを活気づける走りが下級生からできたことは良かったと思います」
――ありがとうございました。
堀颯
1万メートル2着 28分53秒18
――今回のレースを振り返っていかがですか。
「予選会のメンバーに入れなくて、悔しい部分もありました。その中でもしっかりと明大で2着とセカンドベストでゴールできたので、一応夏合宿の成果は出せたと思います」
――28分台に関してはいかがですか。
「高校生以来の28分台だったのですが、その時よりもかなりいい内容でした。後半ペースを上げて終えることができたので、これを駅伝やハーフマラソンにつなげていきたいと思います」
――今回のレースに出場された目的は何でしょうか。
「全日本のメンバー入りを目指してアピールというところと、夏合宿の成果を発揮できればと思って頑張りました」
――課題はありましたか。
「勝ち切れなかったところです。組2着ということで、1着を狙えるところにはいたと思うのですが、ラストで競り負けてしまいました。こういった点はレースの中の動きに関わってくると思うので、しっかりこれから調整して駅伝では勝ち切れるようにしたいです」
――惜しくも予選会のメンバーからは外れてしまいました。
「とても悔しいです。今まで高校でもメンバーから外れたことがなく、こういった悔しい経験は久しぶりでした。その中で練習が雑になることもなく、しっかり切り替えて走ることができたのでそこは良かったと思います」
――これからの意気込みをお願いします。
「予選会のメンバーは外れたのですが、全日本や箱根はまだまだチャンスがあると思います。なので今後はさらに調子を上げていきメンバー入りをして、明大の目標を自分の走りで達成したいと思います」
――ありがとうございました。
[菊地隼人、原田青空]
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