
(108)箱根駅伝予選会事前インタビュー⑫/櫛田佳希
目前に迫った第99回箱根駅伝予選会(以下、予選会)。明大は5年連続、64回目の出場権獲得を狙う。昨年度の予選会で2位に大差をつけて首位通過を果たしたその実力を今年度も見せることができるかに注目だ。今回は予選会にエントリーされた14人の選手のコメントをお届けする。
第12回は櫛田佳希(政経4=学校法人石川)のインタビューです。(この取材は10月8日に電話で行われたものです)
――現在のコンディションはいかがですか。
「合宿が終わってから調子やコンディションが落ちていることはなく、順調です」
――今の心境はいかがですか。
「緊張や特別な思いはないです。通過点といった形で、気を抜かずという形で臨んでいきたいと思います」
――菅平合宿が終わってからはどのように過ごしてきましたか。
「そこまで練習を落としている感じではなく、いつも通りのジョグをしていつも通りの生活をしています。特別変わったことはしていないです」
――予選会へどのような調整をしていきますか。
「全体として練習メニューも落ちていくと思うので、そこで一気に落とし過ぎると逆にコンディションが悪くなります。徐々に落とす形で、自分で計画性を持ってやっていきたいと思います」
――予選会にはどのような印象を持っていますか。
「予選会は独特の緊張感がありますし、スタートがかなり混み合って危険というのもあります。小さなミスを起こさないことが、予選会を突破するために一番大切なことだと思います」
――予選会に向けて取り組んできたことはありますか。
「予選会は今年度初のハーフマラソンになります。距離への耐性のためにジョグの量だったり、ペース走を増やしたりというふうなことは多くやりました」
――コースが変更されましたがそのことについてはいかがですか。
「1年次に同じコースを走っているので不安要素はないです。ロードに出る方がハーフマラソンとして走りやすいですし、レースとして楽しめるので自分的にはプラスの印象が多いです」
――エントリーを見て感じることはありますか。
「全体としてしっかり目標通り走れれば1位通過も目指せると思っているので、特に問題はないと思っています」
――期待する選手はいらっしゃいますか。
「後輩の代がまだ育ち切っていないので、予選会という大舞台でしっかりと記録を出して、将来の明治に希望をつなげられたら良いなと思っています」
――理想のレース展開はありますか。
「自分はラスト5キロが難所だと思っているので、そこでしっかりと体力を温存してラストのペースを上げていけたら良いと思っています」
――チームとしての目標をお願いします。
「自分たちの共通目標が予選会通過で、特に1位通過といった形での目標はまだ決定していないです。できれば上位を目指したいのはもちろん皆さんあると思います」
――個人としての目標はありますか。
「自分の中では前回の予選会でケガをして苦しい思いをしたので、順位も大事ですが第一に安心安全に走りたいと思っています。無理ないレースだったりケガをしないレースだったりを心掛けて、チーム内ではベスト3ぐらいに入りたいと思います」
――予選会に向けての意気込みをお願いします。
「予選会がまず一つの難所となると思います。自分がチームに貢献するような走りをするのはもちろんですが、これからの明治をつくっていく上で予選会は重要なところになってくると思うので、しっかり後輩たちを引っ張れるような走りができたら良いと思います」
――ありがとうございました。
[桑原涼也]
予選会まで、あと2日。
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