
(104)箱根駅伝予選会事前インタビュー⑧/児玉真輝
目前に迫った第99回箱根駅伝予選会(以下、予選会)。明大は5年連続、64回目の出場権獲得を狙う。昨年度の予選会で2位に大差をつけて首位通過を果たしたその実力を今年度も見せることができるかに注目だ。今回は予選会にエントリーされた14人の選手のコメントをお届けする。
第8回は児玉真輝(文3=鎌倉学園)のインタビューです。(この取材は10月7日に電話で行われたものです)
――予選会を目前にして、現在はどのような心情ですか。
「予選会は絶対外せないレースなので、わくわくするというよりかは、やはり緊張感の方が大きいかなと思います」
――気持ちとしては昨年度に比べていかがでしょうか。
「個人的には昨年度よりもしっかり練習も積めているので、自信はあります」
――体のコンディションはいかがでしょうか。
「コンディションとしては良いのですが、もう少し疲労を抜きたいとは思っています」
――前回菅平合宿でお話を聞いてから3週間程経過しましたが、その期間はどのように過ごしてきましたか。
「まずしっかり夏合宿の疲労を抜くというのと、あとはスピードを戻していくようなイメージでやっていました」
――改めて予選会の目標をお願いします。
「日本人1位を目標にやっていきたいと思います」
――チームとしての目標は何ですか。
「チームとしては、とにかく通過という。トップで通過とかではなくて、とにかく通過で す」
――レース展開の想定はしていますか。
「少なくとも後半の昭和記念公園に入ってからはコースがかなりきついというのは分かっているので、そこでどれだけ粘り切れるかが大事になってくるのではないかと思ってます」
――序盤の位置取りはどのように考えていますか。
「今考えているのは、日本人先頭集団の中でひたすら力を使わずに隠れながら昭和記念公園まで走って、そこからラスト勝負するという形で考えています」
――山本佑樹駅伝監督から言われていることはありますか。
「先日、自分の予選会の目標やプランを共有し、それでいこうみたいなことにはなりました」
――今回予選会のメンバーが発表されて、どのように感じましたか。
「夏合宿を踏まえると順当なメンバーなのではないかなと思います」
――ライバルとして意識している大学や選手はいますか。
「選手としては、ライバルというか、留学生はもちろんそうなのですが、日本人だと早大の井川さんと東海大の石原翔太郎くんはやはり現状だと力が抜けていると考えられるので、そこは少し意識しているかなという感じです。チームとしては、僕はそんなに気にしていないです」
――最後に力強いコメントをお願いします。
「良い走りができるように、頑張ります」
――ありがとうございました。
[飯塚今日平]
予選会まで、あと3日。
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