(98)箱根駅伝予選会事前インタビュー②/室田安寿

2022.10.10

 目前に迫った第99回箱根駅伝予選会(以下、予選会)。明大は5年連続、64回目の出場権獲得を狙う。昨年度の予選会で2位に大差をつけて首位通過を果たしたその実力を今年度も見せることができるかに注目だ。今回は予選会にエントリーされた14人の選手のコメントをお届けする。

 

 第2回は室田安寿(情コミ1=宮崎日大)のインタビューです。(この取材は10月8日に電話で行われたものです)

 

――シーズン前半は5000メートルのベスト更新など充実したものでしたが、その後はいかがですか。

 「前半シーズンを自分の中でも手応えを持って過ごすことができ、夏合宿も完璧ではないですが、100パーセントに近い状態で消化することができたので、いい流れできていると思います」

 

――予選会のエントリーメンバーに選ばれた時はどのような気持ちでしたか。

 「特別な感情はなかったです。夏合宿でメンバーの選考ラインにいる森下(翔太・政経1=世羅)以外の他の1年生よりも夏合宿でいい練習を積むことができたと感じていたのでそれほどうれしい気持ちはなかったです」

 

――選ばれる自信があったということですか。

 「そうですね、そういうことです」

 

――当日はどんな走りをしたいですか。

 「前半から中盤にかけて集団を上手く使って後半の公園内に入ってからのアップダウン、ここで一番差が生まれやすいと言いますか、そこからの走りが重要になってくると思うので、そこから粘ってどんどん前にいる人を拾っていけるような走りをしたいです」

 

――自分の強みはどのようなところですか。

 「自分の強みは、安定感のある走りであったり、後半苦しくなっても粘ることができることです。走りを計算できているとよく言われます」

 

――今年度の明大の強みはどのようなところにありますか。

 「4年生が安定感のある走りができるということが一番の強みだと思います」

 

――最後に意気込みをお願いします。

 「予選会では確実で安定感のある走りが求められていると思います。チームのタイム、順位を底上げできるような安定感のある走りをしていきたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[島田五貴]

予選会まで、あと5日。