(97)箱根駅伝予選会事前インタビュー①/森下翔太

2022.10.10

 目前に迫った第99回箱根駅伝予選会(以下、予選会)。明大は5年連続、64回目の出場権獲得を狙う。昨年度の予選会で2位に大差をつけて首位通過を果たしたその実力を今年度も見せることができるかに注目だ。今回は予選会にエントリーされた14人の選手のコメントをお届けする。

 

 第1回は森下翔太(政経1=世羅)のインタビューです。(この取材は10月7日に電話で行われたものです)

 

――今の状態はいかがですか。

 「春に比べて練習も上のチームでこなせているので体の調子はかなり良いと思います」

 

――合宿はAチームで練習を行うことが多かったと思いますが、収穫はありましたか。

 「4年生の力がよく分かった上で、自分の走力を把握できたことが一番大きかったです。どこまで付いていけるかという自分の距離耐性が比較しやすかったので、合宿から帰ってきてからの練習にかなり参考になりました」

 

――直近の練習ではどのようなことをしていますか。

 「スピード練習が多いです。合宿で距離を踏んだ分、こちらに戻ってきてスピード練習をすることで持久力とスピードがいい感じになっていると思います」

 

――予選会が近づく中でチームの雰囲気はいかがですか。

 「コミュニケーションが取れている方だと思っています。練習も順調にこなせているのでチームの雰囲気はかなり良いと思います」

 

――予選会に対してプレッシャーはありますか。

 「特にプレッシャーはないです。(予選会を)初めて走るのでどうやって走ろうとかいろいろ考えましたが、1キロ3分を超えなければいい記録が出ると思ったので単純に3分を超えないことを意識したらそこまでプレッシャーもないです」

 

――メンバーに選ばれたことについて率直な感想を教えてください。

 「春は調子が悪く、今年度は無理かもしれないと思っていました。それでも合宿をじっくりとやっていくことで、調子も上がってきてメンバーまで入ることができたのは素直にうれしいです」

 

――箱根駅伝(以下、箱根)に向けて何か特別な思いはありますか。

 「20キロ以上の距離が走れないとマラソンもできないと思っています。そのため、1年次から箱根などに出て20キロをいい記録で走ることでマラソンをするという自分の目標に向けて自信やいいデータにもなりますし、アピールもできるので本戦や予選会で長い距離も走れるのを確かめたいです」

 

――予選会に向けて改めて意気込みをお願いします。

 「チームとしては一番で予選会を通過して、個人では1時間2分台を目標に明治大学の中で10番以内にしっかりと入ってチームに貢献できるようにします」

 

――ありがとうございました。

 

[松原輝]

 

予選会まで、あと5日。