
(96)日本選手権・リレー競技事後インタビュー/小林枚也、木村颯太、木村稜、松下かなう
国立競技場で開催された日本選手権・リレー競技(以下、日本選手権リレー)。明大は4×100メートルR(以下、4継)予選に出場し38秒台、そして決勝進出を目指したが惜しくも予選敗退に終わった。今回は出場した4人のレース後のインタビューをお届けする。
男子4×100メートルR予選1組3着 40秒00
小林枚也(法4=八王子)
――走ってみての感想をお願いします。
「日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)とは違ったメンバーの走順で挑戦をしてみて、思ったよりも内容が良くなかった感じです」
――走順とメンバーを変えた意図はありますか。
「関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)でチームベストを出しているメンバーでまたやってみようという試みと、3走(木村颯太・法3=明星学園)の足の調子が少し厳しいということで(木村颯を)1走に起用しようといった話になりました」
――ご自身の走りを振り返ってみていかがですか。
「自分の中ではもっといい走りをしたかった思いはあります」
――今回のタイムについていかがですか。
「タイムは少し悪いので、(決勝は)難しいと思いますが今回のリレーが全てなので。僕自身はこれでリレーは最後になりますが、今後の明治大学にはまだまだ伸びしろもありますし、そういったところに生かせる大会にできるかは彼ら次第なので頑張ってほしいと思います」
――今回はどのような目標で挑まれましたか。
「3番以内を取ろうというところが目標です。メンバーの質的にはベストなパフォーマンスで逃げ切り、関東インカレのようなレースができればそこも射程圏内でいけるというふうに思っていました。実際は決勝に行けたとしても厳しいですし、行くのも難しいので現実は厳しかった感じです」
――ありがとうございました。
木村颯太(法3=明星学園)
木村颯
――本日のレースを振り返っていかがですか。
「今回はハムストリングを痛めていて思ったような走りができなかったです」
――痛めていた要因はありますか。
「日本インカレが終わってからスピード感があまりなく、それを上げようとしていたらかなり負担がかかった感じです」
――今回のレースで見つかった課題はありますか。
「初めて1走をやったので慣れていない部分もあったのですが、そういったところをしっかり練習して来年度も臨みたいと思います」
――今回のレースで良かった部分はありますか。
「ハムストリングに不安があった中、走り切れたのは良かったです」
――今後に向けての意気込みをお願いします。
「来年度の関東インカレや日本選手権リレーも全部優勝できたら良いです」
――ありがとうございました。
木村稜(政経3=乙訓)
木村稜
――本日のレースを振り返っていかがですか。
「まだ動画を見ていないのでバトン面は分からないです。自分の走りとしては結構悪かったと思っています」
――今日のコンディションはいかがでしたか。
「2走は追い風が吹いていたので走りやすいはずだったのですが、それを生かし切れなかったと思います」
――日本インカレを経てどのような練習をされてきましたか。
「基本的にはしっかり休んで疲労を抜いてから練習したのですが、あまりスピードが上がり切れていなかった感じです」
――来シーズンに向けて意気込みをお願いします。
「4継は38秒台を出して走れるようにしたいと思っています。個人は200メートル中心になると思います。まずとにかく100メートルを速く走る練習をして、200メートルは20秒3台を目標にしているので、そこを目標に頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
松下かなう(法2=大分東明)
松下
――久しぶりに国立競技場を走ってみていかがでしたか。
「雰囲気がとても良かったです。入った瞬間は少し心が上がった感じがしました」
――レースを走って良かったと感じる部分はありましたか。
「全体的にリラックスしたレースができたのは良かったと思います。いろいろな大会で僕は4走をやって後半減速してしまうところがあり、そこを直すために練習を積んできました。今回それが自分の中ではできたのではないかと思っています」
――40秒00という記録に関してはいかがでしたか。
「正直言って良くはないですね。39秒前半を狙っていたので悔やまれるところです」
――今後への意気込みをお願いします。
「リレーだけではなく、個人でもしっかり全国で結果を残せる選手になれるように頑張ります」
――ありがとうございました。
[出口千乃、菊地隼人、萩原彩水、石井遥]
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