(77)日本インカレ事後インタビュー③/近藤亨

2022.09.14

 9月9日から11日にわたって開催された日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)。大学最高峰の舞台に明大からは14人が出場し、4人が入賞を収めるなど活躍が光った。ここでは今大会を戦い抜いた選手たちのコメントをお届けする。

 

 第3回は近藤亨(商4=愛知県私立愛知)のインタビューです。(この取材は9月9日に行われたものです)

 

近藤亨

男子1500メートル決勝5位 3分47秒00

――予選と決勝、それぞれの振り返りをお願いします。

 「予選はアクシデントがありましたが、あまり惑わされずに落ち着いて自分のペースで走ることができたので良かったと思います。決勝は想定と違った展開になりましたが、その中でもやり切ったとは思います」

 

――コンディションについてはいかがでしたか。

 「コンディションは悪くはなかったです」

 

――夏合宿ではどのようなことに取り組みましたか。

 「1次合宿では長い距離を踏んで、2次合宿からいきなりスピードに切り替えて練習しました。あとは馬場(勇一郎・政経3=中京大中京)と2人でこの大会に向けて急ピッチで仕上げた感じです」

 

――この大会に向けてどのようなことに力を入れましたか。

 「この大会で1500メートルが人生最後だったので、本当にいろいろな気持ちを込めて走りました」

 

――レースにはどのような気持ちで臨みましたか。

 「指導してくださる監督やコーチと、一緒に練習してくれる馬場、またいろいろな人に結果で恩返ししたいというのが一番で、後悔なくやり切ろうという気持ちで臨みました」

 

――レースプランはありましたか

 「予選は2着取りだったので2着に入ることだけを考えて、決勝は最後まで余力を残してラストの勝負に勝ちたいと思っていました」

 

――今大会の目標は何でしたか。

 「3位以内と、馬場と一緒に入賞することを目標にしていました」

 

――決勝は途中で日差しが出る場面がありましたが、その影響はありましたか。

 「馬場が予選で悔しい思いをしていたので、暑さなどは気にならずに、馬場の分まで何が何でも入賞しようと走りました」

 

――5位入賞という結果についてはいかがですか。

 「やり切れたというのはあります。本当に自分一人では入賞できていないので、みんなで取った5位です」

 

――レース後は少し悔しそうな顔をしているように見えました。

 「少し悔しさもありましたが、やり切れたという感じもするので良かったと思います」

 

――今後出場する予定の大会はありますか。

 「自分は1回長距離ブロックに戻るので、あと3カ月の陸上人生を後悔なくやり切ります」

 

――最後に一言メッセージをお願いします。

 「来年度は馬場が明治の中距離を背負って、自分が更新できなかった明大記録を必ず更新してくれるので期待していてください」

 

――ありがとうございました。

 

[永井涼太郎]