
(69)日本インカレ直前インタビュー①/木村颯太、木村稜
日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)まで残りわずか。短距離部門にとって集大成となる本大会。それぞれがさらなる高みを目指し、練習を重ねてきた。日本インカレに挑む選手たちの胸中と意気込みをお届けする。
第1回は200メートルと4×100メートルRに出場する木村颯太(法3=明星学園)、木村稜(政経3=乙訓)のインタビューです。
――今のコンディションはいかがですか。
木村颯(以下:颯):今シーズンはケガが多かったので、日本インカレに向けてぎりぎり間に合うかなという感じです。ケガはだいぶ回復してきていますが、なかなか全快になるまでは時間がかかったので、練習を積めなかったり、思うような動きができていなかったりしました。
木村稜(以下:稜):8月くらいから結構スピードを上げ始めていて、少しずつ成果が出てきているので、割と順調なのかなと思います。
――この夏はどんな練習をしましたか。
颯:基本同じですが、部のみんなのスピードが速くなってきたので、みんなで一緒に走ることでレースのときのようなスピード感で練習することができるようになったと思います。
稜:スピードを上げることを結構重点的にやって、特にスタート区間などの改善を行いました。
――4×100メートルR(以下、4継)と200メートルで練習に違いはありますか。
颯:基本200メートルメインでたまに4継の練習もするので、違いという感じではなく、200メートルの中に4継が含まれているイメージです。
――昨年度と比べて調子に違いはありますか。
颯:練習ではスピードを出せているのでそこは良いと思いますが、今までに比べてケガが多くて走り込みができておらず、体力的な心配があります。
稜:自分はケガもなく、さまざまな問題点に合わせて練習を積めているので、充実はしているのかなという感じです。
――具体的に問題点とは。
稜:自分はスタートが遅かったりするので、スタートの改善だったり、純粋にスピードを上げることです。
――日本インカレの目標は何ですか。
颯:タイムは分かりませんが、3番以内に入れたらいいなと思います。
稜:200メートルは20秒5台ぐらいの状態に仕上げたいので、コンディションなどで変わるとは思いますが、そこまで仕上げられたらいいのかなと、その結果何番になるかというところです。
――ありがとうございました。
[石井遥]
◆200メートルの試合日程◆
[2日目・9月10日]
▼200メートル予選 10:25~
3組 木村颯 8レーン
4組 木村稜 5レーン
[3日目・9月11日]
▼200メートル準決勝 11:10~
▼200メートル決勝 13:15~
日本インカレまで、あと5日。
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