(69)日本インカレ直前インタビュー①/木村颯太、木村稜

2022.09.04

 日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)まで残りわずか。短距離部門にとって集大成となる本大会。それぞれがさらなる高みを目指し、練習を重ねてきた。日本インカレに挑む選手たちの胸中と意気込みをお届けする。

 

 第1回は200メートルと4×100メートルRに出場する木村颯太(法3=明星学園)、木村稜(政経3=乙訓)のインタビューです。

 

――今のコンディションはいかがですか。

木村颯(以下:颯):今シーズンはケガが多かったので、日本インカレに向けてぎりぎり間に合うかなという感じです。ケガはだいぶ回復してきていますが、なかなか全快になるまでは時間がかかったので、練習を積めなかったり、思うような動きができていなかったりしました。

木村稜(以下:稜):8月くらいから結構スピードを上げ始めていて、少しずつ成果が出てきているので、割と順調なのかなと思います。

 

――この夏はどんな練習をしましたか。

:基本同じですが、部のみんなのスピードが速くなってきたので、みんなで一緒に走ることでレースのときのようなスピード感で練習することができるようになったと思います。

:スピードを上げることを結構重点的にやって、特にスタート区間などの改善を行いました。

 

――4×100メートルR(以下、4継)と200メートルで練習に違いはありますか。

:基本200メートルメインでたまに4継の練習もするので、違いという感じではなく、200メートルの中に4継が含まれているイメージです。

 

――昨年度と比べて調子に違いはありますか。

:練習ではスピードを出せているのでそこは良いと思いますが、今までに比べてケガが多くて走り込みができておらず、体力的な心配があります。

:自分はケガもなく、さまざまな問題点に合わせて練習を積めているので、充実はしているのかなという感じです。

 

――具体的に問題点とは。

:自分はスタートが遅かったりするので、スタートの改善だったり、純粋にスピードを上げることです。

 

――日本インカレの目標は何ですか。

:タイムは分かりませんが、3番以内に入れたらいいなと思います。

:200メートルは20秒5台ぐらいの状態に仕上げたいので、コンディションなどで変わるとは思いますが、そこまで仕上げられたらいいのかなと、その結果何番になるかというところです。

 

――ありがとうございました。

 

[石井遥]

 

◆200メートルの試合日程◆

[2日目・9月10日]

▼200メートル予選 10:25~

 3組 木村颯 8レーン

 4組 木村稜 5レーン

 

[3日目・9月11日]

▼200メートル準決勝 11:10~

▼200メートル決勝 13:15~

 

日本インカレまで、あと5日。