
(7)いざ、リーグ戦へ! 秋の本番に向けて最終調整/練習試合
生田軟式野球部が、秋季リーグ戦に向けた練習試合を行った。相手は慶大。人数などで劣る部分はあるが「相手に流されずに自分たちのできるプレーをする」(野口皓貴主務・理工3=大和)と、意気込んで試合に臨んだ。結果は5回コールド負けとなったものの「いい経験になったと思う」(長島洸生・理工3=大和)と前を向いた。
▼8・23 対慶大戦(大師球場)
生田軟式野球部2―13慶大○
練習試合 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
慶大 |
1 |
3 |
1 |
4 |
4 |
× |
× |
× |
× |
13 |
生田 |
0 |
1 |
1 |
0 |
0 |
× |
× |
× |
× |
2 |
再始動したチームには、まだまだ課題は山積みのようだ。初回から毎回失点を重ね、5回までに13失点。「四死球が増えていってしまったことが反省点」(野口)。実際、バッテリーの失策が多く、リズムが悪くなってしまっていた。攻撃は計2得点も、思い切りのいい攻めが見られた。2回裏には「ヒットエンドランを作戦に加えた」(野口)と、長島の長打と二塁走者の好走塁からチーム初得点。「自分ができるだけ塁に出ることが目標だった」(長島)と、つなぐ意識がもたらした1点だった。
1年生も躍動した。普段は投手で出場している池尻千馬(理工1=国府台)は今試合遊撃手として活躍。「守備もすごくうまく、打撃でも安打こそ出なかったがいい当たりだった」(長島)と上級生も評価するオールラウンダーさだ。また、今試合捕手に抜てきされた須藤航生(理工1=明大明治)は扇の要として投手をフォローし続けた。「この2人は1年生の中でもこれからが楽しみな選手」(野口)と秋季リーグ戦でも活躍が予想される。
今試合が秋季リーグ戦までの練習試合で最後となる。「リーグの中にも強い大学は何校かある。ただ、相手には絶対に流されない野球を貫いていきたい」(野口)。大敗を喫するも選手たちの見据える先は変わらない。秋季リーグ最初の試合まで、残りわずかだ。
[菊地秋斗]
試合後のコメント
野口
――試合を振り返っていかがですか。
「こちらの自滅で負けてしまいました。特にバッテリーがしっかりしなければいけないかなと」
――攻撃では積極的に攻めていました。
「試合数も少なくあまり経験はないのですが、今後も思い切りのいい攻めは継続していきたいと思います」
長島
――慶大の印象はいかがでしたか。
「よく打ってきた印象です。こちらもミスがあったので、それをなくしていければ点数を縮められるのかなと思います」
――課題はありますか。
「投手が荒れてしまうと、どうしても相手に点数が入ってしまいます。そこまで打てるチームではないので、守備からリズムを作り攻撃で点を取りたいです」
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