(24)ルーキー紹介2022 Vol.1

2022.08.01

 タイトル奪還を懸けてシーズンを戦う明大サッカー部。今年度も全国各地から13人の実力者が紫紺のユニホームに袖を通しました。年間を通して繰り広げられる熾烈(しれつ)なレギュラー争いを一層加熱させる豪華な顔ぶれ。そんな彼らにいくつかの質問に答えてもらいました。ぜひご覧ください!

 

第1回は高校時代をクラブユースで過ごし、主将も務めた2人の紹介です。

 

1、呼ばれ方

2、明大に進学した理由

3、仲のいい選手

4、サッカーを始めたきっかけ

5、趣味

6、自分の性格を一言で表すと

7、プレーの長所、持ち味

8、憧れの選手とその理由

9、目標

10、サポーターに一言

 

[高橋楓(政経1=鹿島アントラーズユース)]

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1、かえで

2、練習参加した時に、サッカーに対する熱などすごくチームの雰囲気が良く、サッカーを上達し、そしてプロに行ける1番の道だと思ったから

3、学年同期全体が仲良くて、すごく話しています

4、父が元々サッカーをやっていたので、小学校1年生の時、一緒に公園や庭でサッカーをしていて、楽しいなと思ったから

5、スポーツ観戦

6、短気

7、積極的なプレー、ミスを恐れない、安定感

8、元鹿島アントラーズの曽ケ端準選手。ジュニアユースからアントラーズだったので試合を見たり、ユースの時には引退されてスタッフで入っていたり、二種登録でトップの練習に参加したりして、すごくお世話になり、GKのことについてお話させていただいたので憧れです

9、プロになること。高校年代でプロになれなかったのは自分の弱さやサッカーに対するスキルが足りていなかったからなので明治ではしっかり試合に出ることや人間性の部分などを、この4年間で求めていきたい

10、まだ明治に入って1年目ですが、しっかり試合に出て明治を勝たせられる選手になりたいと思います。応援よろしくお願いします

 

[大野海翔(商1=浦和レッドダイヤモンズユース)]

建物の前に立つ少年

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1、かける

2、監督に明治を勧められて練習参加した時に、強度などが全く違い、やはり明治だったら強くなれると思ったから

3、同じ商学部の田部(健斗・商1=広島皆実)や三品(直哉・商1=帝京可児)とは授業も一緒なのでよく話します

4、幼稚園の2個上の人に誘われてから始めました

5、漫画

6、気分屋

7、左足のキック

8、好きな選手はいませんが、やはり明治だったら長友選手(平21政経卒・現FC東京)のような選手になりたいとは思います

9、プロになるという目標に対して、今は恵允さん(佐藤・文3=実践学園)などが年代別に選ばれていますが、明治にとって絶対的な存在というか、そういう選手になりたいなと思っています

10、たくさんの支えがあって自分たちはこの環境でできているので、それに感謝して、自分のプレーで何か返すことができればと思います

 

今回は選手たちの関係を知るために対談を行いました。

――お互いの印象を教えてください。

高橋:大野はSBとしてキックのスキルがすごく高いですし、寮に入り初めて話してすごくお茶目な部分もあることが分かったので、面白い人かなと思います。

大野:普段結構イジられたりしていて、その中でもサッカーではしっかり発言し皆に伝えるというところは積極的で、発信力というところはすごいと思います。

 

――明大サッカー部の雰囲気はいかがですか。

高橋:全寮制なのですが、ピッチ内であればサッカーに対する気持ちや上下関係無くサッカーに追求している部分は明大サッカー部のいい所でもあります。逆に寮の中ではピッチ内と違ってギャップというか面白い先輩方もいます。サッカーだけでなく生活の中で人間性の部分など、寮の中で自分たちにも教えていただいている部分はあるので、そこは成長できると思います。

大野:一番感じるのは明治としてのプライドです。他の大学と比べるわけではないですが、サッカーに対する今までの伝統を崩さないように4年生が背中で見せてくれます。そういうところが他の大学とは違うから強いのかなと寮に入って思いました。

 

――クラブチームから部活動に変化しましたが違いはありますか。

高橋:自分が入って一番感じたことは、大学生だからかもしれませんが、主体性という部分です。練習やミーティングなどで、自分たちがどうしたらうまくなるのかを皆に伝えるところ、先輩が率先してチームを良くしようというところで感じました。自分が主将を務めていたアントラーズユースではそういうことはなくて「スタッフに言われたことに対してやる」だったので、そこは明治に入って主体性という部分がすごく違うなと思いました。

大野:ルールの多さです。クラブチームではルールや上下関係などがあまりなくて、自由にやる感じでした。寮に入って寮のルールやグラウンド内のルールなどが(クラブチームと)違うと思いました。

 

――先輩の活躍を目にして感じることはありますか

高橋:自分はGKなので、GKの先輩方は、明治の守護神として気迫溢れるプレーや練習から一つ一つ追求している部分などは高校と違い、自分の中でも刺激を受けました。プレーだけでなく自分の心のケアやうまくいかなかった時に話しかけてくださるのがすごく助かっています。

大野:恵允さんは明治の中でも絶対的な存在で、代表に大学生で選ばれているのは恵允さんだけで、やはり明治の日々の練習にこだわっているから、プロの選手と変わらず戦えて代表でも結果残せると思うので、そういう日々の練習の向き合い方は勉強になります。

 

クラブユース出身の2人。高校時代のキャプテンシーを感じさせる明解な話しぶりでした。今後の活躍に期待です!

 

[長﨑昇太]

 

◆高橋楓(たかはし・かえで)政経1、鹿島アントラーズユース、183センチ・83キロ

◆大野海翔(おおの・かける)商1、浦和レッドダイヤモンズユース、175センチ・68キロ