(21)「アミノバイタル®」カップ準決勝 法大戦 試合後コメント

2022.07.21

栗田大輔監督

――佐藤文太(商3=仙台育英)が今季初出場となりましたがいかがでしたか。

 「準々決勝で110分やっていましたし、今年度は遠藤雅紀(法4=桐蔭学園)、佐藤、久保賢也(商3=大宮アルディージャU―18)、上林豪(商2=セレッソ大阪U―18)あたりがトップチームですごく素晴らしく、誰が出ても遜色ないようなGKのトレーニングをしていました。そのため、今日はターンオーバーではなく、純粋に文太が良かったから一回チャンスをあげようということで使いましたが良かったですね」

 

――3点目は交代で入った中村草太(政経2=前橋育英)がゴールを決めましたがいかがでしたか。

 「今日は総力戦で勝ちに行こうと作戦を練っていました。法大も後半に強いチームなので、うちも後半にギアを上げて、相手の運動量が落ちたところでシャドウに恵允(佐藤・文3=実践学園)と中村を入れてというのは最初から決めていました。中村にしても結果を出したところは良かったと思います」

 

――決勝戦に向けて意気込みをお願いします。

 「決勝となると相手もいつも以上の力を発揮すると思うので、細部において決勝までにいい準備をし、勝利に向かいベストの状態で迎えるということが大事かなと思います」

 

福田心之助(文4=北海道コンサドーレ札幌U―18)

――今年度のチームは得点を取られても気持ちが落ち込まず、盛り返せるのが特徴だと思いますがいかがですか。

「やはり自分たちの決勝に行きたい、「アミノバイタル®」カップで優勝したいという各々の強い気持ちや、逆に1点取られてまたスイッチが入ったと思えるところが今年度のチームの強みだと思います」  

 

――ゴールが決まったフリーキックの形は練習でも意識してやっていましたか。

「練習はしていませんでした。その前に何本かゴール前でのフリーキックがありましたがうまくいかなかったので、少し思い切って狙ってみようかなと松原(亘紀・文4=大津)に相談しました。4年生としてチームを救いたいという思いがうまく表現できたフリーキックだったかなと思います」

 

――次の試合に向けて意気込みをお願いします。

「自分が1年生の時にこの大会で優勝を経験させてもらい、その景色を知っているのが自分たち4年生だけなので、もう一回あの景色をという話はミーティングでもありました。決勝まで行けたのはすごくうれしいのですが、次の決勝が一番大事になってくると思っています。現時点で林(幸太郎・法4=サガン鳥栖U―18)や木村(卓斗・政経4=横浜F・マリノスユース)などの4年生がケガしている中で、自分が中心となり、最後は絶対に勝って終わりたいと思っています」

 

佐藤文太

――失点シーンに関してはいかがでしたか。

「一瞬のスキを突かれてやられた形になってしまいました。自分としても悔いが残りますし、0で抑えたいという気持ちが大きかった分、もったいない失点だったなと思います」

 

――今年度3年生は核となっている代である中で、今までベンチ外の試合も多かったですが、見ていていかがでしたか。

「正直、入学当初は同級生や明治のレベルと自分のレベルに差があると感じていました。しかし、それを悲観するのではなく、毎日1から積み重ねるしかないと思っていました。悔しい面もあったのですが、それを糧にして大事な試合で使ってもらえて結果も残せたので、自分としてはやってきて良かったなと思いました」

 

藤森颯太(政経1=青森山田)

――今日の試合を振り返っていかがでしたか。

 「率直に個人の感想としては1点決めただけで他に何もできなかったなと思います」

 

――ゴールシーンを振り返っていかがでしたか。

 「前半から背後を狙うことをチームの目標としてやっていました。しかし、前半は慣れないポジションということもあり、なかなかタイミングをつかめずに、背後を取れるシーンが少なかったなという印象です。後半の得点シーンは、文太さんと日頃からコミュニケーションを取っている分、ああいった形のゴールが生まれたと思うので、そこは自分も文太さんも納得の形だったと思います」