(20)「アミノバイタル®」カップ3回戦 順大戦 試合後コメント

2022.07.18

栗田大輔監督

――今日の試合を振り返っていかがでしたか。

 「先に失点して、そこまで焦ってはなかったのですが、相手もぎりぎりまで粘って素晴らしいサッカーをしていたので苦戦はしました。みんなの思いが後半アディショナルタイムの同点弾と延長後半の逆転に繋がり、明治の地力の強さを見せられたゲームだったと思います」

 

――同点弾を放った田中禅(文2=サガン鳥栖U-18)に関してはいかがでしたか

 「左サイドに徳永と倉俣を入れて、そこから相手を崩せていたので、そういう中で得点チャンスが生まれ、最後のシーンはもう1回頑張ってくれて、貴重な同点ゴールを決めてくれたと思います」

 

――木村卓斗(政経4=横浜F・マリノスユース)に関してはいかがでしたか。

 「木村もすごく強い気持ちでこの大会に臨んでいます。最後のコントロールシュートは非常に質が高くて、良いシュートだと思います」

 

――2019年振りの総理大臣杯全日本学生トーナメント出場について思いを聞かせてください。

 「2019年までは5年連続で出場し、全ての試合で決勝に進出し、そのうち3回優勝しています。今の4年生はそれを知っていますが、3年生以下は全国優勝を知りません。とにかく全国大会に出て、優勝する姿を見せてあげたいという思いで取り組んでいるので、今回出られるのは本当に大きいと思います」

 

木村

――今日の試合を振り返っていかがでしたか。

 「トーナメントで先に失点を許してしまうとこうした苦しい展開になるという事は分かっていましたが、全員が頑張って1試合を通して体を張ってチームを助けてくれたので、まずは禅だけではなくDF陣含めて全員に感謝をしたいのが素直な思いです」

 

――ご自身のゴールを振り返っていかがですか。

 「4年生が点を決めてチームを勝たせたいという思いで試合に入って、自分のところにボールが転がってくると信じていましたし、実際転がってきた後は強い気持ちを持って振り抜くだけだったので嬉しかったです」

 

――次戦は関東大学リーグ1部で負けている法大との戦いになりますがどう思いますか。

 「素直に嬉しいです。もう一度最高の舞台でリベンジしたかったという思いがあったので、チーム内は燃えているというか、絶対勝ちたいという気持ちで準備しようと思います」

 

田中禅

――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「今までの経験上で絶対にチャンスが回ってくると思っていました。1点目を決める前に1度チャンスで外してしまい、少し落ち込んではいましたが、応援席やベンチを見たらそんな暇はないと思えました。周りの力というのがすごく影響した試合だったと思います」

 

――ご自身のゴールを振り返っていかがですか。

 「相手も体を投げ出してくるっていうのはわかっていたので滑って体を寝かして枠を狙い、気持ちで押し込みました。たまたま劇的な時間帯だっただけで、劇的な展開に持っていく事はそこまでで良い試合ができていなかったということなので、そこをもっと突き詰めていきたいと思います」

 

――勝負を決めるゴールが目立っていますが、その要因について聞かせてください。

 「終了間際になるにつれて一本のチャンスを冷静に狙って仕留める力が身に付いてきました。大学2年目になってようやく落ち着いたメンタルで試合に臨めているのが良いと思います」