
(66)富士裾野トラックミート事後インタビュー②/小澤大輝主将、櫛田佳希
7月16日に行われた富士裾野トラックミートでは、静岡県出身の選手をはじめとした明大競走部が招待レースに出場。前半のトラックシーズンを締めくくった。今回は小澤大輝主将(政経4=韮山)、櫛田佳希(政経4=学校法人石川)のインタビューをお届けする。
小澤
――ペースメーカーではありますが地元を走ったことについてはいかがですか。
「今日は裏方に徹するというか、ペースメーカーとしてその組の選手たちの一番いい引っ張りをできたのではないかと思うので良かったと思います」
――主将として半年ほど過ごしてみていかがですか。
「良いことも悪いこともありますし、チームの中の問題点もだいぶ見えてきた中でここからどれだけチームを一つにできるかが問題だと思います。なので、今少しばらばらな状態ではありますが、夏合宿でしっかり団結して走っていくことでチームがまた一つとなって、秋に向かっていければ自分たちが目標としている結果が出るのではないかなと思います」
――夏に向けて最近のチームの練習状況はどう見ていますか。
「授業やテストがあって今は、少しチームの全体としての足並みがそろっているわけではないのですが、夏合宿に向けて少し心を緩めるというか少しリラックスして、でもしっかり練習して夏合宿で距離が踏めるようにしていければ良いのではないかなと思います」
――ご自身が夏合宿で力を入れていきたいと考えていることはありますか。
「この夏合宿というのはチームのことを考えるというよりかは、自分自身がしっかり走り、自分自身の走りの姿を見せることでチームを引っ張っていければ良いのではないかなと思います」
――ありがとうございました。
櫛田佳希(政経4=学校法人石川)
櫛田
1万メートル 1着 29分53秒05
――今日のレースの振り返っていかがですか。
「今日のレースは3分ペースを維持して、主に夏合宿に向けての足づくりや自信づくりというのがあったのですが、その目標は達成することができたので自分としては良かったなと思います」
――レースの収穫と課題についてはいかがですか。
「左でん筋を肉離れしたこともあって、徐々に左の筋力不足というのが明確になってきて、これがハイペースになると持つかどうかと言われると現状持たないと思っています。なので、しっかりとリハビリや補強面も重点的にするという課題を見つけたことと、ラストスパートをしっかりと切ることができたので、これをハイペースでも維持できるような力づくりをしていきたいと思います」
――トラックシーズンも一区切りとなりますが、2試合出られて振り返りをお願いします。
「前期はケガを治して夏合宿に向けるというのが目標でしたが、練習の一環ではあるのですが2大会出ることができたのは自分の予定よりも上手くいったということなのでそこは本当に良かったポイントですし、後半どんどん練習を重ねていくにつれてケガをしない体づくりを中心的にやるという明確な目標をつくることができたので、前半部分に関しては、自分の目標を達成する中では良かったかなと思っています」
――ケガの状態は前回の試合からいかがですか。
「今のところ1万メートルを走って痛い場所が増えたといったところは感じられないのでこのまま夏合宿でしっかり足づくりをできるような状態です」
――久々の1万メートルの感覚はいかがでしたか。
「自分の中では最初の5000メートルをいかに楽にいけるかというところでしたが最初ということもあってメートル数を数えたり1万メートルに向けた集中力だったりというのがなかなかできていなかったので、しっかりとそういったレース勘というのも夏合宿からどんどん伸ばしていけたら良いなと思います」
――ありがとうございました。
[出口千乃、桑原涼也]
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