
(57)明大対立大対抗大会事後インタビュー③/漆畑瑠人、櫛田佳希
7月2日に開催された明大対立大対抗大会。厳しい暑さの中健闘し、見事優勝を果たした。今回は漆畑瑠人(文4=鹿児島城西)、櫛田佳希(政経4=学法石川)のインタビューをお届けする。
漆畑
対抗3000メートル 1位 8分15秒91
――レースを振り返っていただけますか。
「暑い中で、すごくいいコンディションとは言えない中でのレースでしたが、今日は勝ち切ることを目標にタイムは関係なくレース展開にこだわっていました」
――プラン通り、実際に勝ち切れたことに関してはいかがでしたか。
「前回の東海大競技会では、レース展開で良くない部分があったので、そこを今日は改善しようと思って走りました。それでしっかりと1位を取れて、暑い中でもタイムもまあまあだったのでそこは良かったかなと思います」
――ゴールデンゲームズinのべおかや関東学生対校選手権では「気持ちの弱さが出てしまった」とおっしゃることが多い印象がありました。今日の1位も踏まえて最近改善されている手応えはありますか。
「そうですね。やはり気持ちの面では、弱い気持ちを克服するためには今日のようなレースが重要だと思います。ここで勝ち切ることで自信もついてきますし、強気で走ったり先頭で走ったりすることができたので、そこは一つ収穫かなと思います」
――最近は練習中もかなり暑いと思いますが、調子に影響はありますか。
「そうですね、暑い中ですけど、しっかりと自分なりに対策をして、こういう暑い中での試合でも結果を出せていると思うので、そこは対応ができているのかなと思います」
――山本佑樹駅伝監督から最近言われていることはありますか。
「やはり東海大競技会のときにレース展開があまり良くなくて、そこまで粘ることもできませんでした。今日はそういうところを意識して走って、組1着を取ることができたのでそこは収穫ですね」
――夏のプランはありますか。
「来週法大との対校戦があるんですけどそこでいったん前期は終わりで、一回夏合宿まで休みでそこから夏合宿頑張ろうという感じです」
――ありがとうございました。
櫛田佳希(政経4=学法石川)
櫛田
3000メートルオープン 2組1着 8分29秒10
――今日のレースの振り返りをお願いします。
「箱根駅伝が終わってからずっとケガをしていて、復帰戦だったのでペース走という形で走りました。そこで組トップを取って8分30秒の設定通りにいけたので、このことに関しては悪くはなかったと思っています」
――直前までのコンディションはどのような形でしたか。
「ケガの立ち上げから1カ月ほど経っていて、自分の中で練習をしっかりこなせてから3000メートルに挑むことができたのでコンディション的には悪くはなかったのかなと思います」
――今日のレースの収穫と課題はありますか。
「まず暑さにまだ慣れていないということもあって、後半ペースを上げることがあまりできませんでした。また、しっかり走れていた時と比べるとまだかなり劣っているところがあるので修正するために体を絞ることと、距離を踏むこと、そういった練習の観点から見直していきたいと思います」
――ケガはいつされましたか。
「箱根駅伝前の11月くらいに1回ケガをしました。箱根駅伝は走行しましたがやはりまだ痛みは残っていて、そこからまたケガをしたという感じです。主にケガをしたところは全日本大学駅伝前になった肉離れで、そこから今の今まで苦しんできた感じですね」
――現在のケガの具合はいかがですか。
「完全には取り切れてはいませんが、気を付けて走行していればケガしないかなと思っています」
――秋に向けてこの夏はどんな取り組みをしていきますか。
「夏合宿がメインになってくるので、そこでしっかり距離を踏むことと、体力を戻すというのも大事なのですがスピードもかなり落ちてきているので、スピードと持久力を上げるためにレストを少なくして1000メートルを何本かというふうな単純な練習を多くして、地道だけどきつい練習を夏はやっていきたいなと思います」
――ありがとうございました。
[出口千乃、桑原涼也]
関連記事
RELATED ENTRIES