
(28)Blow a new wind〜ルーキー特集2022〜 蓬田雄「コンタクトの部分を売りにしていきたい」
今年度も21人の猛者たちが明大ラグビー部に入部。5月に行われた対早大新人戦では敗北を喫し、課題が残る結果となった。この負けをバネに今後どれほど強くなるのか。逆転劇に期待がかかる。本企画では、彼らに電話取材を行い、高校時代やこれからの4年間への思いについて伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第20回は蓬田雄(政経1=流経大柏)のインタビューをお送りします。(この取材は5月18日に行われたものです)
――明大を選んだ理由を教えてください。
「伝統の紫紺のユニホームを着て、試合をしている姿が憧れだったので選びました」
――高校時代の明大ラグビー部の印象はいかがでしたか。
「重くて強いFWでどんどん前に出るラグビーと世代のトップレベルの選手たちが集まっていて、とても高いレベルでラグビーをしているなという印象でした」
――高校時代に印象に残っている試合はありますか。
「高校2年生の花園の準々決勝での試合です。大阪朝鮮高と試合をしたのですが、最後ゴール前で攻めていて、1トライで逆転できるという状況で最後守り切られて負けたという試合でした。その試合が自分の今までのラグビー人生の中で一番悔しい試合だったので印象に残っています。チームはそれ以降、届かなかったゴール前の30センチにこだわり、一つ一つのプレーの精度を上げて、最後までやり切るという部分を意識して練習しました」
――高校時代に試合以外で印象に残っていることはありますか。
「1年生の時の夏合宿です。1年生は必ずやる伝統の合宿メニューなのですが、菅平の坂でほふく前進したり、ペアを担いで登ったり、腹筋したりなどきつい練習をしたことが思い出に残っています」
――大学に入学してみていかがですか。
「大学のフィジカルについていくのはかなり大変です。スピード感などは段々慣れてきて、やれているなという感じです」
――目標の先輩はいますか。
「主将の吉平さん(石田・文4=常翔学園)はいつもウエイトトレーニング場やグラウンドにいて、一人でずっと自主練習しているのでとても尊敬しています」
――1年生の雰囲気はいかがですか。
「1年生はみんな仲が良くて、とても個性が強いという印象があります。自分は富田くん(陸・政経1=大阪桐蔭)と仲良くしています」
――どのようなプレーを売りにしていきたいですか。
「コンタクトの部分ではやれているなと感じているので、コンタクトの部分と、キックの部分も売りにしていきたいです」
――最後に4年間の抱負を教えてください。
「紫紺を着て試合に出ることです」
――ありがとうございました。
[廣末直希]
◆蓬田 雄(よもぎだ・ゆう)政経1、流経大柏高、173センチ・87キロ
最近は、洋楽を聞いている。好きな歌手はエド・シーランやブルーノマーズ。
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