
(19)Blow a new wind~ルーキー特集2022~ 平翔太「レベルアップしてレギュラーに定着する」
今年度も21人の猛者たちが明大ラグビー部に入部。5月に行われた対早大新人戦では敗北を喫し、課題が残る結果となった。この負けをバネに今後どれほど強くなるのか。逆転劇に期待がかかる。本企画では、彼らに電話取材を行い、高校時代やこれからの4年間への思いについて伺った。6月1日より連日連載していく。
第11回は平翔太(商1=東福岡)のインタビューをお送りします。(この取材は5月17日に行われたものです)。
――明大に進学を決めた理由を教えてください。
「選んだ理由としては、素早く外に展開して幅広く使うラグビーが自分に合っているのかなと思って選びました」
――入学前の明大ラグビー部の印象を教えてください。
「FWは力強いスクラムを組んで、BKは素早いパスやキックで外に展開して試合を進めていくという印象が強かったですね」
――今の練習はいかがですか。
「フィットネスとボールを持ったゲーム形式での練習を交互にやっています」
――同じポジションの先輩の印象はいかがですか。
「とてもレベルが高くて勉強になります」
――寺下功起選手(商2=東福岡)とは高校時代にセンターをコンビでやっていたと思います。
「高校時代は、特にコミュニケーションなどをとってプレーしていたわけではなくて、意思疎通してやっていたという感じでした」
――明大には東福岡高出身の選手はたくさんいると思いますが、交流が多くあった先輩はいますか。
「(田島)貫太郎さん(政経2=東福岡)とは本当に仲が良くて。今もため口で話す仲ですね(笑)何でもノリとか通じて、本当にいい先輩です」
――高校時代で一番印象に残っている試合はありますか。
「自分が高校2年生の時の試合です。東海大大阪仰星高との花園準決勝で、ロスタイム18分の試合ですね」
――実際ロスタイム18分という中で、自身のプレーを振り返っていかがですか。
「自分はキッカーだったのですが、そのロスタイムに入る時くらいにペナルティーをもらって、キックをしていれば勝っていたと思うのですが、プレッシャーに負けてしまって結局スクラムを選択しました。そして同点で終わってしまったので、結構キッカーとしての責任は重かったです」
――対早大新人戦に出場していましたが、振り返っていかがですか。
「その試合ではキックは3本決まって、個人的な調子は良かったと思います。ですが、チーム全体としてミスが多かったので、修正していかなければいけないなと思いました」
――最後に意気込みをお願いします。
「まずは、明治スタンダードという基礎を身に付けて、そこから技術面とウエートの面でレベルアップをして、レギュラーに定着していきたいと思います」
――ありがとうございました。
[宇野萌香]
◆平 翔太(たいら・しょうた)商1、東福岡高、175センチ・88キロ
1年生4人で下北沢に行った平。その日は寒かったが、半袖半ズボンで出掛けてきてしまったため、上に羽織る服を買ったそう。「みんなでおそろいを買いました(笑)」。
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