
(16)Blow a new wind~ルーキー特集2022~ 菊池優希「紫紺を着て憧れられるような選手に」
今年度も21人の猛者たちが明大ラグビー部に入部。5月に行われた対早大新人戦では敗北を喫し、課題が残る結果となった。この負けをバネに今後どれほど強くなるのか。逆転劇に期待がかかる。本企画では、彼らに電話取材を行い、高校時代やこれからの4年間への思いについて伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第8回は菊池優希(政経1=山形中央)のインタビューをお送りします。(この取材は5月19日に行われたものです)
――ラグビーを始めたきっかけを教えてください。
「先輩に誘われたからです。小学3年生の時に始めました」
――山形県でラグビー部がある中学校は1校だけと聞いたのですが。
「そうですね。一つしかないですが、ラグビー部のあるところに行っていました」
――もともとBKだったみたいですが、FWに転向したきっかけを教えてください。
「身長が大きいからです(笑)高校の時に『ジャンパーをやれ』と言われて(笑)」
――高校時代のラグビーを振り返っていかがですか。
「1年生の時の報徳学園との試合ですかね。ぼこぼこにされて、そこからもう1回頑張ろうとスイッチを切り替えることができ、そこから1年間頑張って、次の年に1回戦の旭川龍谷高を倒せたというのが結構自分たちの中で変わったところかなと思います。1年後の花園での大敗から勝ちというのが決まったのでその2試合が印象に残っています」
――山形中央高は部員が少なかったみたいですが。
「部員は17人でした。人数が少なくて、まずスクラムが8対8で組めませんでした」
――明大に入ってからは大人数でやっていると思いますがいかがですか。
「本当にみんなレベルが高くて、いつもいい刺激をもらっています。しっかり体づくりをしていかなければいけないなと思います」
――1年生の雰囲気はいかがですか。
「個性がみんな強くて、すごく楽しいです」
――明大を選んだ理由を教えてください。
「明大が他の大学と比べてFWが一番強いチームだと思ったのと、自分が大学の試合を見ていていいなと思ったのが明治だったからです」
――練習はいかがですか。
「意識高く、みんな高いところに目標を置いて練習しているのでさすがだなと思います。自分もそこに合わせていかなきゃなと」
――最後に4年間の意気込みをお願いします。
「4年間過ごしていく中で、大学日本一を取りにいくということと、自分も紫紺を着て憧れられるような選手になりたいと思います」
――ありがとうございました。
[宇野萌香]
◆菊池優希(きくち・ゆうき)政経1、山形中央高、186センチ・100キロ
高校時代は実家から通っていたため、初めての寮生活の菊池。寮生活は「楽しいです!(笑)」。オフの日は下北沢に遊びに行ったり、部屋メンバーでゲームや映画を見たりしているそう。
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