(44)関東インカレ事後インタビュー③/小澤大輝主将、鈴木憲伸、濱西諒

2022.05.26

 3年ぶりに1部で迎えた関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)。短距離、長距離、競歩、全ての部門で強さを見せ、総合力の高さを示す結果となった。全9回にわたってレース後インタビューをお届けする。

 

 第3回は小澤大輝主将(政経4=韮山)、鈴木憲伸(営4=明大中野八王子)、濱西諒(文4=履正社)のインタビューです。

 小澤大輝(政経4=韮山)

小澤

男子1部1万メートル決勝17位 29分34秒74

男子1部5000メートル決勝10位 13分55秒51

――エースとして2種目にエントリーしましたが終わってみていかがでしたか。

 「2種目エントリーしたのが自分と富田(峻平・営4=八千代松陰)なのですが、富田は2種目入賞している一方で自分は2種目とも入賞できなかったというのは、まだ差があるなと思いました。身近にいい目標がいるというのはありがたいことなので、そこをまずは目指していきたいと思います」

 

――短距離部門と競歩部門の活躍はどのように映りましたか。

 「本当に頼もしい仲間たちだなと思いました。憲伸であったり濱西であったりというのが表彰台に登って、他の4継であったり短距離や競歩の活躍というのがとても大きいと思います。そのブロックに支えられて自分たちも走れているという感謝の気持ちを持ちながらやりたいなと思っています」

 

――長距離部門としての今後の方針を教えていただきたいです。

 「競走部、長距離としては秋の箱根駅伝予選会に向けてしっかり距離を踏み直さないといけないので集中的に距離を踏んで、箱根駅伝で戦える選手を10人そろえるというのが今の明治に求められることだと思います。全ブロック、全員で協力しながら泥くさくやっていきたいです」

 

――ありがとうございました。

 

鈴木憲伸(営4=明大中野八王子)

鈴木憲

男子1部三段跳び決勝2位 15メートル90

――試技を振り返っていただけますか。

 「まず1本目をファウルしないで、しっかり記録を残せたことが一番の心の安心材料になったので、そういった点では2本目からはファウルを気にせず跳べました。感覚的なところなのですが、あとはスピード上げてしっかり跳ぶだけだなと思ったので、4本目、5本目、6本目は思い切り跳びました。その結果として自己ベスト更新になったと思います」

 

――今回は2位という結果ですが、その点に関してはいかがですか。

 「やはり2位という順位は悔しいですね。優勝を目指していたので悔しいですが、やり切ったので試合に関して後悔はありませんし、2位というところで7点取れて、少しでも明治大学に追い風を吹かせられたのかなと思います」

 

――昨年度とはチームの雰囲気など違うところもありましたか。

 「昨年度と違うのは1部で戦うといったところなので、みんなが初めての1部で、チャレンジャーとして挑戦しました。その中でもただ1部残留を目指すだけではなく、1部の中でどれだけ戦えるかといった、そういったところを目指してやっていたので、昨年度と変わらず挑戦者としての心持ちはありました」

 

――ありがとうございました。

 

濱西諒(文4=履正社)

濱西

男子1部1万メートルW決勝1位 40分5秒25 

――レースを振り返っていかかですか。

 「本当はもう少し速いペースでいきたかったのですが、体が言うことを聞かなかったので、切り替えて我慢してラスト勝負でいこうと思い、その結果最高の結果になって良かったかなと思います」

 

――競歩部門が点を稼がないといけないというプレッシャーなどはありましたか。

 「今年度は本当に短距離、長距離の特に4年生がみんな決勝に残ったり入賞して得点をたくさん稼いでくれたりしたので気楽に楽しく、せっかくの国立競技場なのでこの舞台を楽しみながらやろうと思いました。本当に4年生に感謝しています」

 

――競歩ブロック長としてトリプル入賞はどう捉えていますか。

 「当初から3人入賞するというのは目標に掲げてやってきたのでしっかりそれが結果になってほっとしています」

 

――優勝ではありますがあえて改善点を挙げるならどこでしょうか。

 「最初から上げるつもりで上がらなかったのは調整不足という部分もあると思いますし、警告も1枚ロスオブコンタクトが付いたのでそこはまだ修正点があるなと感じます。日本学生対校選手権に向けて直していきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[出口千乃、菊地隼人、萩原彩水]