
(番外)岡と佐藤恵がU-21日本代表候補合宿に参加!/選手インタビュー
5月9日から11日にかけて行われたU―21日本代表候補トレーニングキャンプに岡哲平(政経3=FC東京U―18)と佐藤恵允(文3=実践学園)が選出された。本記事では、パリ五輪を目指すハイレベルな環境で3日間を過ごした2人の対談をお届けする。
ーーパリ五輪を目指す代表ということで、どのような思いで臨みましたか。
岡:サバイバルに勝たないといけないというのが自分の中でありました。「大学生だから落ちた」ではダメだし、明大の先輩だと室屋さん(成・平29政経卒=現ハノーファー96)や長友さん(佑都・平21政経卒=現FC東京)は大学生の時に年代別代表に入っていて、自分たちも負けていられないなという気持ちで今回の合宿に臨みました。
佐藤恵:一緒にやる選手が自分たち以外はプロ選手だったのですが、プロだからといって年代が違うわけではないですし、同じ年代の選手として負けたくないという気持ちがありました。大学の3年間で培ってきたものを存分に発揮してプロ以上の力でU―21を引っ張っていくぐらいの気持ちで臨みました。
ーーU―21日本代表と明大を比べて、U―21のここがすごいなと思う部分や、逆に明大のここがすごいなと思う部分はありましたか。
岡:明大と比べて足元の技術が高い選手が多かったです。また、判断のスピードとかも良いなと思いました。逆に、明大の方が強度は高いなと思いました。
佐藤恵:哲平が言ったようにみんな上手くて、ビルドアップがしやすかったです。逆に明大で大事にしている3原則の部分は負けていないなと感じたのでそこは明大の一員としての長所だと思いました。
――最終日には全日本大学選抜との試合が行われましたがいかがでしたか。
佐藤恵:もっとゴールに関わるプレーを増やさなければいけないなと素直に思いました。無得点で終わってしまったので、試合を決定づけられる選手になっていきたいと思います。
岡:自分はDFとして、2失点してしまったことはもちろん悔しいのですが、やはり試合の中でうまくいかなかったことを試合中に修正することができなかったことがより悔しかったです。即席のチームだからこそよりコミュニケーションを取り、自分がリーダーシップを取っていかなければいけなかったと思います。もっと、あの短い35分の中で何か印象づけなければいけなかったのに、そういったプレーができなかったことが反省点だと思います。
――布陣に関しては明大と同じフォーメーションでしたがやりやすさや新たな学びはありましたか。
佐藤恵:自分は明大で常に言われていることを代表でも求められていました。代表では自分がWGでプレーする時にSBの選手がどこにいてほしいか、どこにいたらやりやすいかなどを感じることができました。明大でも今回学んだポジショニングをSBに伝えてより自分が生きるようにまたゴールに関わるようなプレーができるようにしたいと思います。
岡:自分はいつも左SBの林幸太郎さん(法4=サガン鳥栖U-18)とたくさんコミュニケーションを取り、左から進めていこうと話しています。代表でも、コミュニケーションを図ろうとしたのですが、いつもとは動きが違いSBとCBのいい関係性がうまく作れなかったのが課題だと思います。
――大学選抜として太田龍之介選手(政経3=ファジアーノ岡山)が出場されましたが、相手として対戦してみていかがでしたか。
岡:いつも練習でやっているので、もう一人のところにいてくれと思っていたのですが、最初から最後まで自分とのマッチアップでした。楽しかったのですが、違う人ともやりたかったというのがすごくあります。龍之介も周りとうまくコミュニケーション取りながらやっていたので良かったと思います。
佐藤恵:自分は対戦していないので分かりませんが、守備頑張っていました。
――今回得た経験をどのように明大に還元していきたいと思っていますか。
佐藤恵:ビルドアップの部分でやりやすかったことを明大に還元して、攻撃の活性化につなげたいと思います。
岡:守備でも攻撃でも周りと連携してつなげていくということをいつもやっているのですが、より意識していきたいです。ここまで4試合連続無失点で抑えてきているので、甘さを見せずに記録を伸ばしていきたいと思います。
――今週末の早大戦に向けた意気込みをお願いします。
佐藤恵:先発で出る出ない関係なく、代表で得た経験を練習で還元し、少しでもチームにいい影響を与えて、全員で勝ちを取りにいきたいと思います。もし、自分が出場したらゴールに絡みチームを勝利に導きたいと思います。
岡:代表で得たことを還元し、それを試合で示すことが一番大事だと思うので、受けた刺激を明大で体現したいと思います。
[新津颯太朗]
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