(2)春季リーグ戦事前インタビュー 手塚崚馬×山本歩

2022.05.09

 新型コロナウイルスの影響で2シーズンぶりに開催される春季リーグ戦。明大はチーム力を生かして卓球界王者の威厳を見せつけられるか。熱い戦いの開幕が近づいた選手たちに気持ちを伺った。第2弾は、手塚崚馬(政経2=明徳義塾)、山本歩(商2=出雲北陵)のインタビューをお届けする(この取材は4月23日に行われたものです)。


――2年ぶりの春季リーグ戦が始まるということで今はどのような気持ちでしょうか。

手塚(以下、手):昨年度の開催は中止になってしまって、今年度2年生で初めてのリーグ戦なのですが、明大は常にトップを狙わないといけないと思っているので優勝を目標としてチームに貢献できるように頑張りたいと思っています。

山本(以下、山)昨年度に中止になって2年ぶりのリーグ戦となり自分は初めてのリーグ戦になります。明大は多くの年で1位となっているので今年度も1位目指して頑張りたいと思います。

 

――昨年度から何か変えたことはありますか。

手:昨年度はあまりいい結果が出せずにいて悔しかったので今年度に入ってから新たな気持ちを持っていきたいと思っています。自分は向かっていく気持ちだけなので一球一球、昨年度以上に全力でやるようにして、甘えないように意識しています。

山:昨年度は1年間自分も(手塚と)同じでいい成績を出せなかったので今年度はしっかりいい成績を出せるように頑張りたいと思います。

 

――今のチームの雰囲気はどうですか。

手:この前のオープン戦の試合では明大がAチーム、Bチーム共に1位、2位で終われて部員全員が絶対に成長していると思うので試合の時は自信を持ってやっていると思っています。日頃の練習からみんなで団結し合っているので練習の雰囲気は悪くないです。ここから後2週間くらいなのですがもっと気合いを引き締めて練習していきたいと思います。

 

――チームのムードメーカーは誰ですか。

手:自分は結構ムードをつくるようにしています。ただ、みんな仲が良いのでみんなで話し合ったり、意見を言ったりしてお互いに共有しあっているのでそこはいいところですね。(面白い人は)2年生はみんな仲良くて意識も高くて、笑い合ってお互い何でも言える関係なので僕らの学年はチームを盛り上げているかと思います。

 

――春季リーグ戦はどのような大会ですか。

手:春季リーグ戦は大学の憧れの場ではあるので、自分はそこで活躍したいと思って大学に入ってきたので、リーグ戦で活躍して違う大会にも勢いをつけられるように頑張りたいと思っています。

 

――寮では誰と同部屋ですか。

手:村松凛音(営3=長野工)さんです。同じ長野県出身で仲良くしてもらっています。(2人でどんな話をしますか)結構色々な話をします。上下関係をあまり気にせずにどんなことでも相談に乗ってくださり、良くなかったプレーなどにアドバイスをくれたりするとてもいい先輩です。

山:同級生の小笠原勇斗(営2=秋田商業)です。(同部屋は同級生の方がいいですか)昨年度も同級生だったのですが気を使わなくていいので楽です。

 

――普段の練習などから他の学年の印象はどうですか。

手:1年生はみんな真面目で練習を頑張っていて、やることをやってくれているので頼もしいです。先輩方もみんな優しくて結構かわいがってくださるので一緒にいて楽しいし、練習をする時もメリハリある感じでだらだらやらずに切り替えがしっかりしているので僕らとしても助かるなという感じです。

山:1年生はみんな練習量多くて真面目です。先輩たちはチームをまとめてくださるなど大事な存在で優しい部分もあって尊敬できる存在です。

 

――後輩が入ったことによる変化は何かありましたか。

手:後輩に負けないようにという自覚は持つようになりました。昨年度は学年が上しかいなかったので下の学年が入ってきた分、自覚することは大事だと思いました。練習でも行動でもしっかりしないといけないなという気持ちを持つようになっていい効果だなと思いました。

山:1年生が入ってきて見本となるような行動や練習をしなければならないと思い、そこを毎日意識して取り組むようになりました。

 

――今年度から大幅に対面授業が始まったことによる影響は何かありましたか。

山:対面授業が始まって練習時間が減ったのですが、自分の中で練習量を落とさないように意識して取り組んでいます。

 

――最後に春季リーグ戦への意気込みをお願いします。

手:明治は常にトップを取らなければならないと思っているので、それをプレッシャーにするのではなく、気合いに変えて全力で1位を目指して頑張りたいと思います。

山:初めてのリーグ戦で緊張するとは思うのですが、自分が出る試合は全て勝ってチームに貢献したいと思います。

 

――ありがとうございました。

 

[小井土大裕]