(1)春季リーグ戦事前インタビュー 宮川昌大×松田歩真×安江光博
新型コロナウイルスの影響で2シーズンぶりに開催される春季リーグ戦。明大はチーム力を生かして卓球界王者の威厳を見せつけられるか。熱い戦いの開幕が近づいた選手たちに気持ちを伺った。第1弾は、宮川昌大(情コミ3=野田学園)、松田歩真(商2=野田学園)、安江光博(政経1=明徳義塾)のインタビューをお届けする(この取材は4月23日に行われたものです)。
――春季リーグが始まるにあたってどのような気持ちですか。
安江(以下、安):緊張しています。
松田(以下、松):去年はリーグ戦がなく、自分にとって初めてのリーグ戦なので、緊張もありますが、ワクワクもしています。
宮川(以下、宮):1、2年生の時はリーグ戦がなく今回が初めてのリーグ戦で、緊張より楽しみな方が強いです。どうしても優勝したいという気持ちが強くあります。
――昨年度から変えたことや新しく練習に組み込んだことはありますか。
松:試合を想定して細かい試合で使うような戦術や細かい練習を多く取り入れるようにしました。例えば、試合で、どんなサーブをしたら相手がどんなレシーブをしてくるという違った展開を想定して一つずつ練習しています。
宮:昨年度の10月あたりから全日本選手権(以下、全日本)が終わるまで、自分の中で納得のいくプレーができていませんでした。全日本が終わって休む期間があったのですが、その期間にいろいろ考え直して戦術の考え方やフォームを一から修正したので、次の試合で発揮できたらいいなと思っています。
――春季リーグの目標を教えてください。
安:…。
宮:これはいけるだろ(笑)。
安:もしかしたらシングルスに出してもらえるかもしれないので、もし出してもらったら、まだ周りはみんな格上の選手ですが必ず1本取る気持ちで頑張っていきたいと思います。
松:自分が出る試合は全て勝つことを目標にしています。また個人としても団体としても全勝で優勝できるようにしたいと思います。
宮:明大は昔からとても強いチームで、リーグ戦で優勝するというのは絶対条件だと思っているので、自分自身シングルスとダブルスで絶対2本取ります。どんなに苦しくても2本取ることを意識していきたいです。
――チームメイトに対してどのような印象を持っていますか。
宮:みんなすごく練習していると思います。大学生だったら遊びたい気持ちがあって、練習しなくなることもあると思うのですが、今のチームは全員卓球熱心で、練習もするし、みんな努力する選手だなと思っています。
松:みんな練習しているので、団体に出る人などみんな信用できます。誰が出ても勝ってくれるだろうと。自分も勝とうとそういう信頼があるので、一致団結していると思います。
安:同じです。
一同:(笑)
――リーグ戦に臨むに当たって作戦はありますか。
宮:戦術の面ではやはり対戦相手がみんな違うので、試合によって変えないといけないと思います。気持ち的には、楽に勝てる試合はないと思うので、苦しくても勝つことや自分のプレーを最後までやって勝つということを考えてやりたいと思います。
松:自分は、試合になったら緊張するタイプで、なかなか勝ちにこだわりすぎて自分のプレーを出来ずに負けてしまうことが多かったです。だから試合で苦しい場面もありますが苦しいと思うのではなく、逆にそれを楽しみながら試合すれば自分のプレーも良くなって、頭もさえてくると思うので、そこを意識して試合に臨みたいです。
安:(先輩方と)同じです(笑)。高校の時は自分のプレーにあまり自信がなく、コートに立つと負けてしまうという恐怖感がありました。しかし明大に入学してからは、周りも強くて、みんなの背中を追いかけていくうちにだんだん自分のプレーに自信が出てきたので、とりあえず自信を持っていこうかなと思います。
――新しいメンバーになって、チームの雰囲気はいかがですか。
宮:明るい人が多くて楽しいので良いと思います(笑)。
松:みんな良く自主的に練習に取り組んでいるから『これだけ練習したのだ』という自信があって、お互いに信頼できるところがいいと思います。
――リーグ戦中のモチベーションや体力はどのようにキープしますか。
宮:試合の日程は多いですが、試合数はあまり多くないので、体力的には心配ないと思います。モチベーションは優勝する気持ちがとても強いので、落ちることはないかなと思います。
松:試合が終わるまでは気を抜けないので、モチベーションは大丈夫です。体力的には、1日に1試合2試合しかないので、そこまで気にはならないです。
――最後に何か一言お願いします。
安:勝つしかないので。自分が負けても、
宮、松、安:誰が負けても誰かがカバーして頑張ります。
――ありがとうございました。
[新村百華]
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