
(39)ゴールデンゲームズinのべおか事後インタビュー③/小澤大輝主将、富田峻平
3年ぶりに開催されたゴールデンゲームズinのべおか。今月に迫る関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)に向けそれぞれが課題と収穫を得る大会となった。今回は小澤大輝主将(政経4=韮山)、富田峻平(営4=八千代松陰)のインタビューをお届けする。
小澤
A組14着 13分43秒81(自己新)
――今日のレースを振り返っていかがですか。
「今日はとりあえず13分45を最低限切ろうというレースの中で、まず目標タイムを更新できたというのはいいことでした。しかしやはり粘らなければいけないところで粘れなかったというのが自分の弱点として浮かびました。関東インカレまでにしっかりそこを克服できればいいかなと思います」
――遠藤日向選手(住友電工)が一つ前の組で結果を出されていたのを実際に見ていていかがでしたか。
「やはり八幡山で練習している選手で、自分はその中学時代から知っていて、やはり憧れの選手でもあるので、そういった選手の走りを目の前で見られたというのはすごい刺激的になったなと思います」
――同じ組には明大のOBの阿部弘輝選手(令2政経卒・現住友電工)や横手健選手(平28政経卒・現富士通)がいらっしゃいましたが、一緒に走っていていかがでしたか。
「阿部さんと横手さんも自分にとっては憧れの選手で、その選手たちに1秒でも長く付こうと思ったのですが、それが本当に実力差を感じてやはり明大の先輩方は偉大だなと感じました」
――今日のレースの中で改善点をあげるとするならば何がありますか。
「3000メートルで1回足がきつくなってしまいました。その3000から4000メートルまでで付くことができれば自分は本当に先頭集団で勝負できるくらいのスパート力はあるので、3000から4000の一番きついところでしっかり先頭集団に付くというのが自分の課題です。そこを課題の克服としてあげたいなと思います」
――今日のこのようなたくさんの応援があるような大会に出てみていかがでしたか。
「初めてこういう大会に出て、やはり頑張らなければいけないところで頑張れるという応援の力をすごい感じました」
――ありがとうございました。
富田
A組18着 13分50秒40
(A組に出走した富田)
――今日のレースを振り返っていかがでしたか。
「今日のレースを振り返ってみて、まず高いレベルの選手たちと走ることができたのはとてもいい経験になりました。しかし、やはり自分自身が感じているラストの切り替えという課題がより明確に現れてしまったレースとなりました」
――ラストのキレというのがなかなかうまくいかなかった感じでしょうか。
「そうですねかなり力を落としている感じです」
――事前に日本選手権の標準を切りたいとおっしゃっていたと思うのですが、そこに関してはいかがですか。
「やはりレースの途中から最後にかけて、3000メートル通過あたりでそういったところを狙っていました。少しそこは無理をし過ぎたといいますか少しまだ自分の力が足りなかったといいますか、足りない中で高望みじゃないですけど、少ししてしまったかなという感じです」
――レースプランはどのように考えていましたか。
「レースプランとしましては自分自身で引っ張っていけるようなレースではとてもないというのは分かっていましたのでプラン自体は日本人集団の方に食らいつくというのがレースプランでした」
――実際に走ってみていかがでしたか。
「走ってみて3000メートル通過あたりで苦しくて、それでも食らいついていこうとしたのですが、やはり少しそこからの後半があまりにも厳しい展開になってしまいました」
――とても活気のある大会でしたが走ってみていかがでしたか。
「あまりこういった雰囲気のレースは体験できるものではないので、応援がある中で走れたのは気分的にも良かったですし、何より力になったのでとてもありがたかったです」
――OB選手もたくさんいる中でのレースでしたが、そういった方との交流も含めていかがでしたか。
「ダウンの際にはOBの阿部選手などと話しながらダウンしたりですとか、そういったところで交流がありましたし、他の組の選手などともいろいろ話をしました」
――ありがとうございました。
[出口千乃、大橋直輝]
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