(36)法大競技会事後インタビュー⑥/橋本基紀、新谷紘ノ介

2022.05.01

 4月30日に行われた第64回法大競技会。今回は長距離部門・橋本基紀(商3=専大松戸)、新谷紘ノ介(政経2=世羅)のレース後インタビューをお届けする。

 

橋本

1万メートル 2着 29分46秒29(自己新) 

――今日の試合を振り返っていただけますか。

 「関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)のハーフマラソンの標準が1万メートルで30分切りなのですが、自分はそこの標準をまだ切っていませんでした。最近調子が良くてもしかしたらハーフマラソンを走れるかもということで、30分切りをとりあえず目標に今日は走りました」

 

――今日のレースプランはありましたか。

 「とりあえず集団に付いて、30分切りというのが絶対条件で、最後余裕があったら上げて終わるといった感じでした」

 

――試合前に監督からはどういった指示がありましたか。

 「集団がどうなるか分からないので、最初は周りの様子を見て後ろに付いていって、集団から離れていった選手をしっかりと拾っていくイメージで行こうと言われました」

 

――最近の好調の要因は何かありますか。

 「1、2年次はケガが多くてなかなか練習が積めませんでした。しかし1月頃から少し練習量が増えてきた中でもしっかり練習が積めてきていて、ハーフマラソンである程度のタイムを出すことができて自信になったところからですかね」

 

――日本学生ハーフマラソンの後から調子が上がり始めているのですか。

 「自分の中で感覚をつかんだという感じです。結果が出るとやはり自信にもつながるので、そういったところでタイムが上がっているのかなと思います」

 

――監督から期待されていると感じますか。

 「そうですね。最近はよく声を掛けられて、少し自分でも感じています」

 

――今シーズンの目標はありますか。

 「まずは関東インカレのハーフマラソンに出場する機会があれば、そこでしっかりと戦って入賞というのを目標にしています。また自分はケガが多いのでケアを徹底して行って、Aチームで練習を積んでいき、夏以降ハーフマラソンや箱根駅伝予選会、駅伝などを走れる機会があったら、そういったところでしっかり自分の力を出せるようにしていきたいなと思います」

 

――ありがとうございました。

 

新谷

多摩川会5000メートル 12着 14分39秒43

――今日のレースの振り返りをお願いします。

 「根本的に練習不足だったのが大きいと思います」

 

――今日の結果やタイムはその原因から来るものでしょうか。

 「最初からきついという状態だったので、レースペース以前に練習不足だったと思います。練習を積んでからではないとタイムは出せないなと感じました」

 

――先週の日体大競技会から調子はいかがですか。

 「先週も悪くて、そこでも練習不足だと自分の中ではまとめていました。今回は日体大競技会からは練習量を落とさずというか、あまり調整しないで出たのでそのぐらいのタイムかなというのは分かっていました」

 

――収穫と課題はありましたか。

 「2週連続レースを走って、どちらも悪かったのでいい意味でも悪い意味でも現状把握ができました。そこは次につなげられる材料として得るものはあったかなと思います」

 

――次のレースの予定はありますか。

 「まだ決まってはいないのですが、自分の中で5月は一回しっかり練習する期間として捉えているので、5月末か6月になると思います」

 

――その期間でどのような練習をしていきたいと考えていますか。

 「まず3月くらいに故障して、そこから4月上旬ぐらいに復帰して2週連続のレースだったので、誰がどう見ても練習量が足りていないということは分かっています。まずはジョグだったり一回一回のポイント練習だったりを着実にこなすことが大事だと思うので、そういった練習をこなしつつ、ジョグの質や量を上げていく練習をしたいなと考えています」

 

――今後の意気込みをお願いします。

 「自分は昨年度、主要大会はメンバーに入ったのですが、全部補欠で走ることができず悔しい思いをしました。自分が上がって台頭していかないとチームの底上げにもならないですし、自分がしっかりと力を付けていかなくてはいけないので、今日は今日でしっかり反省をしてこれから駅伝シーズンに向けて上がっていけたらなと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[桑原涼也、萩原彩水]