
(35)法大競技会事後インタビュー⑤/近藤亨、窪田悠人
4月30日に行われた第64回法大競技会。今回は長距離部門・近藤亨(商4=愛知県私立愛知)、窪田悠人(政経1=沼津東)のレース後インタビューをお届けする。
近藤
1500メートルPM、5000メートルPM
――今回はどのような意図での出走でしたか。
「来週の日体大競技会に出させていただくことになったので、それに向けて練習の一環ではありますが、みんなが1500メートルで3分45秒を切れるようなペースメイクをしようということでペースメーカーをしました」
――5000メートルでは3000メートルまで走っていましたね。
「それもペース走のような感覚で走っていたのですが、思ったより走れなかったです」
――2本目ということで疲れなどはありましたか。
「予選、決勝だとそれも当たり前になってくるので、それも兼ねた練習という感じでしました」
――実際に2本走ってみていかがでしたか。
「練習の感覚的にも来週1500メートルで最低でも3分43秒台は出せると思っているので、絶対に42秒くらいを出します」
――コンディションはいかがですか。
「練習も積めていて、みんなでうまく引っ張り合っていい練習ができているので、いい状態です」
――来週の日体大競技会に向けてはいかがですか。
「最低でも1500メートルで3分44秒50の日本選手権の標準を切りたいです。しかしそれでは日本選手権には出場できないので、3分42秒を出すつもりでいます」
――今シーズンはここまでいかがですか。
「昨年度の夏以降はケガもあって一本も走ることができなかったので、この春からはケガをしたら絶対引退するんだという覚悟を持ってやっているので、強い意志を持って練習しています」
――ラストスパートのキレを課題に挙げていらっしゃいました。
「今は普段の練習からラストスパートを心掛けているので、自信はついてきました」
――ありがとうございました。
窪田
3000メートルSC 1組7着 9分14秒60
――今日のレースを振り返っていただけますか。
「積極的に行くという話を走る前にしたので、1000メートルくらいまでは積極的に前に出ました。しかしそこからかわされてしまって、その辺りからリズムが悪くなってしまいましたが、積極的に行けたのは良かったなと思います」
――今日のレースの位置付けは何かありましたか。
「関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)に向けて練習するというのが一番大きい位置付けだったかなと思います」
――先日、東京六大学対校大会(以下、六大学)にも出場されたと思います。3000メートルSCを2レース走ってみていかがですか。
「六大学のときよりは確実に感覚がいいなと思っています」
――具体的にはどういった感覚ですか。
「走りのリズムや障害を飛ぶタイミングなどもだんだん良くなってきています」
――入寮して1カ月程たったと思います。生活などはいかがですか。
「部屋の先輩とかもすごく優しいので、慣れるのも早くて練習に集中できている感じですね」
――練習はどのような感じですか。
「結構授業が入ってしまっているので、時間外に練習することが多いのですが、ポイント練習は一緒にできています」
――ルーキー取材の際に小澤選手(大輝主将・政経4=韮山)を意識しているとおっしゃっていました。一緒のチームになって練習などしてみていかがですか。
「同じ部屋なので、いろいろ小澤さんを見て学ぶものが多くあって、すごくいい経験をしているなと思います」
――普段の小澤選手はどのような方ですか。
「普段はすごく優しいですね。ですが厳しいところはしっかりと厳しくしてくれています」
――チームをまとめる時は厳しくという感じですか。
「やはりキャプテンは嫌われ役なので、それを買ってくれているというのがすごい人だなと思います」
――関東インカレに向けて意気込みをお願いします。
「関東インカレは絶対に決勝に残って走りたいなと思います」
――ありがとうございました。
[大橋直輝、萩原彩水]
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