
(34)法大競技会事後インタビュー④/杉本龍陽
4月30日に行われた第64回法大競技会。今回は長距離部門・杉本龍陽(政経4=札幌日大)のレース後インタビューをお届けする。
1500メートル 2組 チーム内順位3位
――今日のレースは関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)の選考だと伺いました。走ってみていかがでしたか。
「僕的には関東インカレの選考もありますが、日本選手権の標準を一つターゲットにして狙っていたので、程遠い結果となってしまってそこは残念です」
――関東インカレを狙うというよりかは日本選手権を狙っていたのですか。
「そうですね。僕的には、日本選手権の標準のタイムを切ることができれば関東インカレにも出場できると思うので、どちらかと言うとそっちを意識していました」
――最初の方はペースメーカーの近藤亨選手(商4=愛知県私立愛知)に付いていって前の方を走られていました。何か意図はありましたか。
「近藤がいいペースで行っていたので、それに付いていってそのまま行けば標準は切れるかなと思っていました。しかし結果的に800メートル過ぎからきつくなってしまって離れてしまいました」
――日本学生個人選手権(以下、学生個人)と今回のレースを走ってみて、ここまでの手応えはいかがですか。
「学生個人が初戦で、第2戦目は感覚をつかんでそれなりにいけるのではないかと思っていました。しかしほとんど同じタイムで全く上がってくることがなかったので、また次の試合に向けてしっかりと自分を見つめ直してやっていきたいと考えています」
――箱根駅伝(以下、箱根)が終わってからレースは学生個人が最初だったと思います。それまではどのような練習をされていましたか。
「箱根が終わって1月の末から少し膝の方をケガしてしまって、そこから3月の中旬くらいまで練習ができていなくて、それから練習を再開してという感じでした」
――今年度がラストイヤーになると思いますが、始まってみて今の心境はいかがですか。
「一番は箱根でのリベンジというのがあるのですが、それに向けて個人だけではなく、チーム一丸となってそれに向けてやっていきたいです。また個人としては競技人生もラストイヤーになるので、集大成というか一つ最後にいい走りができればなと思います」
――最上級生として今のチームを見ていてどのような雰囲気ですか。
「雰囲気は良いと思います。昨年度にはなかった、いろいろな新しい取り組みなどもしていて、チーム全体で生まれ変わった感じがあります。これから関東インカレや箱根駅伝予選会などチームで出ると思うので、そこはしっかりと新しいチームとして躍進していければいいなと思います」
――昨年度と同様、今年度も前半シーズンは1500メートルを走られています。そこには何か狙いはありますか。
「僕自身高校時代に中距離をやっていて、大学1、2年次にはあまりいい走りができませんでした。3年目で1回中距離からやってみようという形で昨年度いい感じに飛躍というか成長することができたので、今年度も同じような形でやっていけたらいいなと思います」
――ありがとうございました。
[出口千乃]
関連記事
RELATED ENTRIES