(33)法大競技会事後インタビュー③/吉川陽

2022.05.01

 4月30日に行われた第64回法大競技会。今回は長距離部門・吉川陽(営3=西脇工)のレース後インタビューをお届けする。

 

1500メートル 2組 チーム内順位2位

――今日の試合を振り返ってみていかがですか。

 「自分の持ち味のスパートが生かせなかったレースで、少し自分的にも悔しいところがありました。その反省点は前回、前々回で分かっていたことなのですが、まだ克服できていなかったので、このレースに関しては悔しいというか、もっとできたかなという後悔の点が多いレースかなと思います」

 

――ご自身の調子はいかがでしたか。

 「調子は別に悪くはないのではないかなと思ったのですが、やはりまだまだ先輩方や同級生の馬場(勇一郎・政経3=中京大中京)には及ばないところがあったかなと思いました」

 

――今後はどの辺りを改善していきたいですか。

 「ラストは自分もある程度ではいけると思っているのですが、最初の入り、真ん中、ラスト、というレースの展開の中で、真ん中の中間走の部分でいつもペースが落ちてしまいます。そこで落ちないように、ペースを一定にする、もしくはペースを上げるということができたら、1500メートルでもいいタイムが出ると思いますし、これからの5000メートルや1万メートル、箱根駅伝(以下、箱根)でも生きてくると思います。そこがやはり自分の改善点であり目標にしていかなければならない部分かなと思います」

 

――今後は長い距離に移行していく感じですか。

 「関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)が終わって1500メートルのシーズンが終わったら、夏合宿に入ると思うのですが、夏合宿で箱根に向けて、チームで取り組んでいくと思うので、僕もそこに合流して、箱根を走れるようにしていかないといけないと思います」

 

――上級生になって意識が変わったことはありますか。

 「僕が1、2年次の時は、上級生として見られる先輩の姿を見てきました。まだ3年生になったばかりで急に変わったということはあまり分からないのですが、その頃を思い出して、こういう先輩方がかっこよかったなというのもあるので、そういう理想像になれたらいいかなというのは心掛けています」

 

――普段の生活や練習においてでしょうか。

 「生活は自分も少し甘いところあるのですが、練習に関してはやはりジョグを積極的にやっていますし、スピードのところで意識をして、1、2年次よりも詳しく考えてやるようになったかなと思います」

 

――次のレースは関東インカレの1500メートルでしょうか。

 「まだメンバーが発表されていないので分からないです。ですがもしそうなった場合は明大の代表として出るので、チームが1部に残留するために1500メートルのメンバーを含め明大のメンバー全員で戦えるように、メンバーに選んでいただいたなら頑張りたいなと思っています」

 

――ありがとうございました。

 

[萩原彩水]