
(29)兵庫リレーカーニバル事後インタビュー③/児玉真輝
4月23日に開催された兵庫リレーカーニバル。4選手が男子アシックスチャレンジ1万メートルに出場した。今回は大会を終えた児玉真輝(文3=鎌倉学園)のインタビューをお届けする。
――今回のレースの手応えはいかがですか。
「組1着というのを狙っていたので、そこは少し悔しいところではあります。僕はあまり引っ張るのが得意じゃなくて、その中で途中まで引っ張って、その後も集団から遅れることなくラストまでいけたので、そういった意味では今までにない手応えをつかめていると思います」
――今回のレースは順位とタイムどちらを優先していましたか。
「欲を言えばタイムも出したかったのですが、きっと厳しいかなというのもあったので順位を意識しました」
――その理由は何ですか。
「やはり昨年度から引き続き勝ち切る走りをしようというのはチームとして共通の目標ですし関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)になると一つの順位で得点も変わってきたりするので、そういった意味で勝負というのは大事かなと思います」
――今回のレースの収穫は何かありましたか。
「しっかり途中まである程度引っ張ってまとめられたということと、日本学生ハーフマラソン(以下、学生ハーフ)の時に力んでしまって全然走れなかったんですけどそのあとから力まないようにというのを意識して走っています。少しずつではあるのですが、それができてきているというか、今日もラストでペースが上がった時も、昔よりは力まずに力を抜いてこられているのでそこは大きな収穫だと思います」
――改善できる点はどこでしょうか。
「今日本当に富田さん(峻平・営4=八千代松陰)が長い距離を引っ張ってくれたので、正直僕はあれはできないので。だから駅伝ではそういう力も必要なのでそこは課題だと思います」
――今のところ今シーズンの手応えはいかがですか。
「手応えはかなりあります。本当にここの早大競技会の1500メートル、3000メートル、5000メートルと走ってきて、さっきも言った通り力まないという部分をとても意識しています。それが本当にできるようになってきて、明らかにきつくなってきた時の感覚とあと一回きつくなってもラストでしっかり上げられるようになってきたので、そこは本当に僕の中ではかなりいいというか、本当にかなりいい感覚をつかんでいるのであとは調子を上げていくだけだと思っています」
――ゴールデンゲームズinのべおかでの目標は何ですか。
「一応日本選手権の5000メートルの標準というのを狙いたいなと思っているのですが、タイムに関しては運の要素もあるので、組の流れとかもあって。もちろんタイムも狙いますが、とにかく今日と同じように順位を意識してやっていこうかなと思います」
――シーズンを通しての目標は何ですか。
「まずは関東インカレがあるのでそこでしっかり、僕はまだ決まっていないのですが、1万メートルに出たいと思っているので、1万メートルで日本人1位、あわよくば優勝というのを狙っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[菊地隼人]
関連記事
RELATED ENTRIES