
(24)日本学生個人選手権レース後インタビュー/近藤亨、馬場勇一郎、清水海地、野口航平、小澤大輝主将
4月15日から行われている日本学生個人選手権(以下、学生個人)。1日目は明大から計7選手が出場。おのおのがベストを出し尽くした。今回は学生個人1日目に出場した各選手のインタビューをお届けする。
近藤亨(商4=愛知県私立愛知)
男子1500メートル決勝5着 3分47秒58
――決勝のレースを振り返ってみていかがですか。
「最初うまく前に行けなくて後ろから行こうと決めて、それで徐々に上がっていけたのですが、少しラストのスパートの切り替えが、何段階かまだ及ばなかった感じです」
――後方から攻めたのは元々というよりはそうなってしまったということですか。
「臨機応変に対応した感じです」
――5位でゴールされたことはご自身ではどのように捉えていますか。
「決勝で戦いたいと思っていたので最低限だとは思うのですが、終わってみると3位はいけたと思うのでそこは悔しいです」
――ありがとうございました。
馬場勇一郎(政経3=中京大中京)
男子1500メートル決勝11着 3分52秒10
――今日の結果はどのように捉えていますか。
「今日は久しぶりに悪くはないレースだったなと予選で感じていました。いつも全国大会の予選で落ちていたのでそれが目に見える結果になったのは今回は悪くはなかったなと思います。ただ決勝は決勝で予選は予選というのもあるのですが、今課題に感じている部分は顕著に現れたなと思うのであまり重くは考えないでおこうと、シーズンインなので長い目で見て考えていこうと思っています」
――今シーズンの目標はありますか。
「4年間の目標がタイムということなので関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)、日本学生対校選手権大会ももちろんありますし、大学としては関東インカレでという感じだと思うのですが、自分は自分でタイムを4年間の目標に、変えたくないなと思います。まずは今年こそは絶対に自己ベスト(更新)、そしてできるだけ3分40秒に近づけていき、40秒切りというのが目標なのでシーズンの後半もしくは来年の最も仕上がっている時期にしっかり切りたいと思います」
――ありがとうございました。
清水海地(理工3=長野日大)
男子1万メートルW決勝5着 41分18秒67(自己新)
――ベストを更新したことについてはいかがですか。
「練習がかなり積めていたので、ベストは出るかなという感じでした。レース中も余裕はあって、ただ少し前半で審判からの注意が思ったよりもあったので、中盤から後半は動きも意識して、失格にならないようにやりました。それでもベストを更新できたので良かったです」
――レース全体を振り返っても想定通りの展開ができましたか。
「ペースが良かった分、あまり波がない感じだったのですが、ペースに波をつくらない方が自分に向いているというのがありました。レース展開としても自分に向いている、理想の感じだったかなと思います」
――関東インカレの具体的な目標はありますか。
「関東インカレは、個人の目標としてはもう少しタイムを縮めたいというのがあります。まずは全体の目標としてしっかり得点を取って1部に残留するというのがあるので、競歩ブロックで3人でしっかり得点を取るのが一番の目標です」
――ありがとうございました。
野口航平(商4=洛南)
男子400メートル準決勝7着 48秒26
――今回のレースを振り返っていかがでしてか。
「正直400メートルを個人で走るというのが今回初めてだったので、準備はかなりできていたかなと思います。レースプラン的にも大外れするようなレースはしなかったかなと思います。なのでレース展開的に言えばまずまずかなという感じです。あとは試合勘が、試合を重ねるごとにキレも増していくかなと思うので、今回出た課題を次の関東インカレでしっかり改善できたらなと思います」
――準備とは具体的にどういったことをされましたか。
「自分的に例えば中盤だったらこういう練習をしようといったことや、走り込みの練習であっても、例えば300メートル1本にしてもここからここの練習だというシーンに当てはめて練習することが多くなりました。練習もかなりいいタイムで走れていたので正直自信はありました。そこはまだまだ実際にレースで答え合わせしてみると違うところがあったのでそこをもう少し5月の関東インカレまでに詰めていけたらいいかなと思います」
――今回のレースで改善点を挙げるとすればどこですか。
「改善点を挙げるとするとやはりラストのところで足が動かなくなって、仕方がないですけどやはりもう少し上半身にゆとりを持てればいいかなと思います。上半身が疲れると足も動かないですが、上半身にゆとりがあると手を振ったら足も付いてくるのでもう少し始めの300メートルで上半身にゆとりを持っていけたらいいかなと思います」
――ありがとうございました。
小澤大輝主将(政経4=韮山)
男子1万メートル決勝4着 28分50秒28
――今回のレースを振り返っていかがですか。
「やはり上位で戦いたかったのですが途中で葛西くん(創価大)が抜け出したところで若干きつくなってしまいそこで離れてしまったのが反省点かなと思います」
――今大会の位置付けはどういったものになりますか。
「競走部としての前半戦の大きな大会は関東インカレなので、そこに向けてまずは自分の状態確認をしました。ここから関東インカレに向けて仕上げていくという感じですね」
――今回のレースの手応えはいかがでしたか。
「1万メートルだったので優勝を狙っての中での4位というのは若干悔しさは残りますが、しっかり後半までうまくまとめて走ることができたのでその点は良かったかなと思います」
――レース後に鈴木聖人選手(令4政経卒・現旭化成)とはどういった話をされましたか。
「聖人さんは今、研修明けでだいぶ疲れている中でのレースだったということなので、一応『お疲れ様です』という話と『また一緒に頑張りましょう』という話をしました」
――ありがとうございました。
[出口千乃、覺前日向子、菊地隼人]
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