(19)東京六大学対校大会事後インタビュー④/近藤亨

2022.04.10

 4月9日に行われた東京六大学対校大会。今大会が明大競走部にとって新体制でのシーズンインとなった。今回は大会を振り返って長距離部門・近藤亨(商4=愛知県私立愛知)のインタビューをお届けする。

 

――今日の1500メートルを振り返っていかがですか。

 「吉川(陽・営3=西脇工)が引っ張ってくれるというのが分かっていたので結構突っ込んだ感じだったんですけれども、1人で粘り切れませんでした」

 

――吉川陽選手がペースメーカーを務めたのですか。

 「1000メートルまで2分28秒で行ってくれたので、そこから1人で走れなかったです」

 

――最後の最後は後ろを振り返っていましたが。

 「みんなの歓声が聞こえました。でもラストは自分の弱さが出ました」

 

――弱さというのはどこですか。

 「ラストのキレですね」

 

――大会記録を出したことについてはいかがですか。

 「3分45秒は絶対に切りたかったので、新記録を出せたことは光栄なのですが、悔しいです」

 

――800メートルでは後ろからのスタートになりました。

 「最初から、後ろから攻めて関東学生対校選手権の2分53秒は切りたかったので、後ろから行きました」

 

――最後の追い上げについてはいかがですか。

 「みんな明日試合なのに来てくれて、その応援のおかげです。走っているときも応援の声が聞こえてきました。久々にこんなに応援がある中で走ることができて感謝しています」

 

――明日の試合というのは競技会ですよね。

 「自分はみんな明日試合の中でも来てくれているので本当に感謝です」

 

――800メートルではラストほぼ同着ぐらいで競り負けましたが、レースを振り返っていかがですか。

 「今日2本目でどうなるか分かりませんでしたが楽しく走れました」

 

――今日のコンディションもいい感じでできましたか。

 「今年度に入ってからケガをせずに練習できているのでこのまま継続していきたいと思います」

 

――次は学生個人の1500メートルに出場されますか。

 「その日も予選と決勝で2回走ることになるので、まずは予選が大事なんですけれども、今日はそのいい練習ができました」

 

――具体的な目標はありますか。

 「3分43秒台と入賞したいです」

 

――今回それに向けての感触も良かった感じですか。

 「はい。強い選手もたくさんいますが、勝ちます(笑)」

 

――ラストイヤーの意気込みを聞かせてください。

 「小澤(大輝主将・政経4=韮山)中心にチームが変わろうとしているので、それの勢いに乗れるように死ぬ気で頑張ります」

 

――ありがとうございました。

 

覺前日向子