
(7)関東大学1部リーグ戦 第3節対拓大戦 試合後コメント
栗田大輔監督
――試合を振り返っていかがですか。
「順大との試合よりも良くしようというのが今日のテーマでした。順大との試合が100点だとすると、70点から80点ぐらいかなと思います。細かいポジショニングや守備のはめ方、一人一人の持久力にサッカーの厳しさが出ていましたね。順大戦の方が見ていて気持ち良かったので、そこは悔いが残りますね」
――FW太田龍之介(政経3=ファジアーノ岡山U―18)が流れの中で点を決めたのは久しぶりでしたがいかがですか。
「前節と今節は守備面で、ワントップでとても頑張ってくれていました。そのため得点が生まれたのは本人にとっても大きいのではないかなと思います」
――DF岡哲平(政経3=FC東京U―18)に対する印象はいかがですか。
「鷲見(星河・政経2=名古屋グランパスU-18)と岡は非常にいい選手だと思います。ただ、まだまだムラがありますし、調子に乗ってしまうところもあるので、そういうところも厳しく指導していきたいです。相手のその先と言いますか、高い次元でプレーできるようになるともっと伸びてくる選手だと思います」
――MF木村卓斗(政経4=横浜F・マリノスユース)に対する印象はいかがですか。
「卓斗は元々右サイドバックでしたが、球際が強く運動量も豊富なので、2年次からボランチに抜てきしました。そこからは中盤の選手なので、もう右サイドバックの選手という感じはしないと思います。昨年度1年間戦って、少しずつテクニックが備わってきているので、もっともっと伸びてくれればいいかなと思います」
――次節で対戦する桐横大に対する印象はいかがですか。
「素晴らしいチームで勝ち続けていて、間違いなく強いとは思います。本当に今日より明日、明日より明後日という感じで順大戦よりも良くなるように、今日出た課題をしっかりと修正していくことが大事だと思います。あとは交代で出た選手がもっともっとチームを活性化させるとか、いろんな課題がチームの中にあります。長丁場なので一個一個課題をクリアしていくことが大事かなと思います」
MF田中克幸(商3=帝京長岡)
――ご自身の得点を振り返っていかがですか。
「自分の武器でもあるシュートは意識していて、前向きに持った瞬間に打つことは決めていました。振り抜いた結果いいゴールになったかなと思います」
――左足のキレが昨年度よりも増している印象が見受けられましたがいかがですか。
「今年度から体のところは気を使っており、筋トレや動きを向上させるトレーニングには取り組んでいます。最近になって違いが出てきたなということは感じており、うまく結果につながっているのでそれは良かったなと思っています」
――今年度から運用しているシステムに関してはいかがですか。
「明治のベースは守備ですが、攻撃がよりクリエイティブになると自分は考えています。監督やスタッフにも攻撃の部分で違いを見せてほしいと言われているので、このシステムの中で自分がうまくキーとなれる選手になり、攻撃を活性化させていけたらなと思います」
――次節の対戦相手、桐横大に勝つためのカギは何ですか。
「相手の中心選手は何人かいると思いますが、そういった選手を自由にさせず、明治のサッカーをやるということを意識すればうまくゲーム運びが出来るのではないかなと思います」
岡
――試合を振り返っていかがですか。
「守備面としては、決定機を3本くらい上林豪(商2=セレッソ大阪U―18)に止めてもらい、前回から引き続き0に抑えられたということは本当に大きいと思います。攻撃面は、前回1-0で複数点数を取れなかったことを振り返ると、今日2点決められたのはチームとしても大きかったと思います」
――田中克と太田の得点シーンに関してはいかがですか。
「キックやミドルシュートが特徴なので、克らしいなと思います。練習からもすごく得点を決めていて、そういったところがすごいと思います。太田は昨季、決定力というところにフォーカスをしたときに自分で納得していない部分があったので、今季はストライカーとして期待しています」
――新しいシステムの中で工夫しているところなどありますか。
「前線の守備の連動という面で後ろから声を掛けないとうまくいかない部分があるシステムとなっています。自分とアンカーの井上樹(法3=ヴァンフォーレ甲府U―18)を中心に全体を動かすことで、一人だけではなく、二人三人で連動しての守備ができるフォーメーションです。さらに、攻撃面でボールを持つ時間が増えるというメリットもあります。まだ未熟なので、そういった面を突き詰めて追求しなければいけないフォーメーションだなという印象です」
――長期にわたるケガから復帰しましたが、コンディションに関してはいかがですか。
「少し怖い部分はあるのですが、怖がりながらやっていても自分のいい部分が出ないので、日頃のケアやトレーニングから人一倍努力するということを意識して取り組んでいます」
関連記事
RELATED ENTRIES