
清水博斗 努力惜しまず明大の要に
新進気鋭の実力者たちを見逃すな!今回は、4月1日発行予定の紙面に載り切らなかったルーキーを、一足お先にお届け。第1弾は水泳部競泳部門、清水博斗選手(令4政経入学=日大藤沢)。
〝自由形王国〟。そう呼ばれるにふさわしい、数々の実力ある選手を輩出してきた明大。その門を新たにたたくのは、自由形に長けた清水博斗だ。高校3年次に出場したインターハイでは、200メートル自由形2位、さらに400メートルでも3位と、成果を上げている。
好成績の裏には、誠実に競泳と向き合う姿があった。「その日に出せる全力で練習に臨んでいる」。常に全身全霊で競泳に取り組む姿勢こそが、彼のさらなる強さを引き出している。そんな清水が憧れる選手は先輩である田渕海斗(情コミ1=日大藤沢)。同じ高校出身ということもあり、間近で練習する機会のある清水は、彼のストイックさに刺激を受けている。
現在自由形では、田渕や五味智信(商1=湘南工科大付)、さらには新体制では主将を務める大貫勇(情コミ3=八王子)など、実力のある選手たちが活躍している。そこに期待の新星・清水が加わることでより頼もしいチームになるに違いない。先日行われた国際大会日本代表選手選考会では、出場した2種目で自己ベストを更新。「大学に入るに向けていい感じにタイムが出てきている」。明大での健闘へ、準備は万端だ。
[清水優芽]
◆清水 博斗(しみず・ひろと)令4政経入学、日大藤沢高。趣味は映画やドラマ鑑賞。最近見ているのは『今、私たちの学校は…』。175センチ・70キロ。
(写真は本人提供)
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