アーチェリー部、自転車部、ボードセーリング部、ラクロス部、明大スポーツ新聞部、応援団

アーチェリー部

山内 俊瑛 【当たり前の積み重ね】

 2020年6月、新型コロナウイルス感染症の影響で部活動が制限された中で代替わりが行われ、我々62代の幹部代が始まりました。先行きが何も見えない中でしたが、王座出場という目標、そして〝凡事徹底〟というスローガンを掲げました。これには『当たり前のことを徹底的に務める』という意味を込めました。今までの当たり前が通用しない大変な世の中で、試合や練習の内容にたくさんの変化がありました。しかし、その変化の中でも量を射つこと、練習を試合のように、試合を練習のようにすること、そして試合も練習も楽しむことを当たり前にし、継続できたと思います。

 また、昨年で60周年を迎えられたのも、不断の努力が積み重なった結果です。積み重ねを繰り返し当たり前のレベルを上げて、後輩たちには日本一というアーチェリー部の夢をかなえてほしいと思います。

 今後ともアーチェリー部へのご声援をお願いいたします。

 

自転車部

青木 拓穂 【無力感】

 今年度は多くの大会が開催されました。そして、昨年度の不完全燃焼もあり、部員の士気は高かったです。

 5月にシーズンが始まり、最初の大会で多数の個人、団体種目で入賞することができ、インカレへの自信や期待も高まっていました。しかし、部内のクラスター発生によりインカレ出場ができず、非常に悔いの残るシーズンとなってしまいました。また、主将である自分自身も個人戦での落車により骨折し、競技者としても主将としても力不足を実感しました。

 来年度は新1、2、3年生がインカレを経験していない年になり、新4年生への重圧は高まると思います。しかし、今年度の結果から、部員全員の個々のポテンシャルが優れていることは分かっています。「総合優勝」などと気負うことなく個々人が全力を尽くせば、自ずと結果もついてくるはずです。

 

ボードセーリング部

三浦 圭 【コロナを乗り越えて】

 私は4年連続で団体戦のメンバーに選ばれており、1年の集大成となる団体戦を一番多く見てきました。団体戦優勝をするには単純に技術だけではなく、チーム一丸となって目標を達成できるように、努力することが大事と感じました。

 主将として、団体戦を優勝できるような結束力のあるチームをつくる事を目標に、これまで活動してきました。上級生がしっかりと、頼りない私を支えてくれたおかげで今の明治はどの大学よりも強く、かっこいいチームになったと思っています。

 昨年度に続き、コロナで活動が制限されてきましたが、その中でやれる事を全力でやって来ました。今年度は部長、監督、コーチ、OB、OGとたくさんの方が練習に来てくださり、恵まれた環境で練習することができて、良かったです。

 最後3月の団体戦、この大舞台で一年の成果を発揮して、仲間に環境に恵まれた事に感謝し、楽しんでレースをしてきたいと思います。必ず4連覇をしてきます。応援よろしくお願いします。

 

ラクロス部

合田 心平 【勝利への模索】

 我々ハスキーズは、創部から学生日本一というものを達成したことがありません。昨年度一昨年度と、関東学生リーグ戦でベスト4まで駒を進めることはかないましたが、その先の景色ははるか遠くのように感じていました。新チームが始動したときから、昨年度のチームに足りなかったものは何か、どこを改善すればさらに強くなれるのか、模索の日々であったように感じます。チームの成長のために何かを変化させていくことは、体力や気力を要するもので、大変な4年間でした。しかしそれでもその努力は足りていませんでした。今のままでは日本一を達成することはできません。考えるべきは幹部や4年生だけではありません。全部員が、ハスキーズのためにできるとこを考える、そして実践していかなければなりません。今までのハスキーズの殻を破り、飛躍するためにも、模索し続けることをやめないでほしいです。4年間夢にみた日本一を達成することがついにかなうことはありませんでしたが、その夢を後輩たちに託し、見守っていきたいと思います。

 

明大スポーツ新聞部

田中 佑太 【変化を求めた1年間】

 明大スポーツにとって変化の多い1年間だったと思います。年度初めの印刷所の変更から始まり、これまでにない取り組みをいくつも行ってきました。根底にあったのは「現状維持は衰退」という言葉です。ラグビー部の選手から教えていただき、自分の座右の銘にしました。この言葉を胸に、常に何かを変えようと思い動いたため、自分にとって学びの多い時間になりました。この部活動に入って、本当に良かったと思います。新聞部なのに体育会という不思議な組織が明大スポーツです。自分の時間を使って、誰かのために本気で活動し貢献する。そんな素晴らしい価値観を持った部員たちに出会えたことが自分によって財産さと胸を張って言えます。明大スポーツのおかげで、明治大学が好きになりました。今年度、選手はもちろん、スタッフ、OBOG会、大学事務室、例年以上に多くの関係者にご支援いただき、ここまで活動できました。1年間ありがとうございました。

 

応援団

松下 大輝 【応援団という団体はみんながいるから応援「団」】

 本年度を振り返って、明治大学応援団の団長になれて良かったです。1年生の時からなりたかった団長になり、夢をかなえることができた1年間でしたが「楽しかった」と一言で片付けられるほど簡単ではなく、しんどい1年間でした。私は人前であまり弱音を吐かないようにして「楽しむ心」というスローガンを掲げた手前、自分が落ちている姿は見せられないと「楽しむ心」を体現し続けました。

 「楽しむ心」というものはしんどいもので「自分が好きなことだけを楽しむ」ものではなく、「どんな逆境に立たされても、自分が苦手なことでも何でも自分から楽しむ」というものです。この1年間、逆境は何度も経験しました。コロナには何度も負けそうになりました。その都度、先輩、後輩、同期のおかげで前を向き続けることができました。人に恵まれました!この場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。