ゴルフ部、拳法部、合気道部、少林寺拳法部、ローバースカウト部
ゴルフ部
伊藤 泰良 【ゴルフ部の主将として】
明大体育会ゴルフ部の主将として大学競技に打ち込んだこの1年間は、自分にとってかけがえのない経験となりました。春季リーグ戦ではBブロック降格という挫折を味わいましたが、秋季リーグ戦では無事優勝することができ、Aブロック昇格の喜びを部員と共にかみ締めることがかないました。主将という立場に伴う重責に比例し、日々の活動や競技の中で得た学びはこの1年間が最も濃く、自分のこれから先の人生の糧となってくれることを確信しています。
ゴルフはその競技の性質上、個人の成績の優劣によって順位を決することが多く、本来チームワークが介入する余地があまり無い競技であるといえます。しかしながら明治大学でゴルフ部に所属し、監督やOBOGの方々の存在、また活動を応援してくださる先生方や、共に日々精進する部員たちの思いを背負うことで、自分一人で戦うだけでは得られなかった喜びや悔しさを学ぶことができました。
今後も誰かのために力を発揮することのできる人間でありたいと強く思います。
拳法部
深町 雅也 【感謝と楽しむ気持ち】
今年度も新型コロナウイルスの影響を受け、例年通りの練習を実施することができませんでした。しかし、昨年度よりは大会が実施され、練習もでき昨年度よりも活動する事ができて非常に嬉しく思います。私が今年度主将を務めて感じたことは周りの方々のありがたさです。練習や大会に関する書類の記入や提出、コロナに感染するかもしれない中、多くの方々が何か私たちのためにと行動をしていただき、今年度主将になって改めて、私たちは他の誰かのおかげで生きていることを感じました。その中で私は、自分のためにも、支えてくださっている方のためにもこの競技をできることを楽しみながら全力で練習に取り組むようにしました。その中で、目標である大会2連覇をする事が出来たので、是非、後輩たちにも、周りの人たちへの感謝を忘れずに、楽しんで練習に取り組んで、3連覇してほしいと思います。
合気道部
飯塚 海帆 【焦らず】
この1年は新型コロナウイルスの影響で活動が止まってしまうことが多々あった1年でした。新入生勧誘活動はなんとか対面で行うことができたおかげで3名の新入生が入部しました。しかし、1カ月もたたないうちにコロナの影響で活動が停止してしまい、せっかく入部した1年生との稽古ができずに焦りを感じていたのを覚えています。そのような状況の中ではZOOMを使用した全体での合同トレーニングや各自での基礎稽古などで遅れを取り戻しました。稽古が再開してからは私が意識したのは何よりも基礎稽古です。稽古の遅れを取り戻すために何度も反復を行い、また稽古後には自宅でも復習ができるように稽古の動画を共有するなど工夫して稽古を行ってまいりました。私は“基礎を大切に”してくれる後輩たちが未来の合気道部を支えてくれることを心から祈っております。
今後もコロナウイルスの影響は続くことでしょう。後輩たちには試行錯誤しながらもこの状況に負けずに乗り越えていってほしいと思います。フレーフレ、明治!フレーフレ、合気!
少林寺拳法部
青木 賢祥 【ピンチをチャンスに】
今年度も多くの壁がありました。大会や夏合宿などの行事が相次いで中止となり、練習ですらも満足にできず、部員のモチベーションの維持、向上に苦労しました。ですが、苦しい状況にいたからこそ、部員一人一人と深くコミュニケーションを取り、意見交換をすることで互いを鼓舞し合って、支え合う環境をつくるきっかけとなりました。練習自体も質を求めて、密の濃い内容になるように意識付けをしたことで充実した時間になりました。このように、コロナ禍というピンチをチャンスに変えて、努力を積み重ねた結果として全日学生大会で総合優勝という輝かしい成績を収める事ができました。この結果は素直にうれしいです。今があるのは支えてくれた大切な仲間がいてくれたおかげなので心から感謝をしたいです。来年度以降も、目標を明確にしたうえで部員一人一人がリーダーの意識を持ちながら明大体育会少林寺拳法部を日本一の部活にしてくれることを切に願っています。
ローバースカウト部
安里 恒作 【今年度の活動を振り返って】
今年度は、コロナ禍の中でも少しずつではありますが、活動を行えるありがたさを改めて実感することができました。昨年度から新型コロナウイルスの影響を受け活動の中止や短縮を余儀なくされるなかで、感染対策と野外活動の両立を模索してきました。一方で学んだことも多かったと思っています。隊全体の活動から活動の最小単位となる班活動に重きを置き感染対策と野外活動の両立を図りました。特に1年ぶりの実施となった夏季合宿では全部員がコロナ対策を徹底しながら約100キロの道のりを完歩することができました。昨年から試行錯誤を続けてきた成果が実を結び今年度の年間テーマ『創』を体現した活動であったと自負しています。最後に活動の基礎を整えてくれた4年生の皆さん、力強く部を率いる3年生、活動の主役として努力を惜しまない1、2年生と共に今年度の活動を創り上げることができたことに感謝したいです。
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