航空部、バレーボール部、卓球部、レスリング部、アメリカンフットボール部
航空部
波多江 理友 【追いつき、追い越す】
今年度を一言で総括するとすれば「時代に即したあり方を」でした。昨年度が未知のウイルスに対する守りの年だったとすると、今年度は感染に気を付けつついかに活動し、成果を出すことができるかという攻めの年であったと言えます。
今年度の課題は「活動自粛による遅れを取り戻し、大会で勝てる選手を輩出すること」でした。航空部にはリミットがあります。それは「上級滑空機・自家用操縦士」という資格を取得しないと選手として大会に出られないからです。先輩の引退後は選手不在の状態が続きました。目標から練習量を考え、日々部活に打ち込みました。
結果として、宿舎から感染者を出さず、6人の有資格者を輩出することができました。技量、人数共に例年と遜色ない水準だと自負しています。
皆様のサポートのおかげでここまで来ることができました。本当にありがとうございました。最後にこれからある全国大会での入賞を決意表明としてこの文を終えたいと思います。
バレーボール部
松本 大翔 【コロナ禍の1年を終えて】
今年度のチームは昨年度までの個々がすごい選手の集まりではなく、チーム力がカギを握っていました。その中でチーム力を上げながら、選手たちがどのように切磋琢磨(せっさたくま)をし、仲間同士でライバル意識を持ちながら練習をするのか、そしてキャプテンとしてどのようにして選手たちを引っ張っていくのかというところに悩む時期がありました。最終的な結果としては、かなり悔しい結果となりましたが、来年度につながるようなチーム力や練習を伝えられたかと思います。練習が短い中でどれだけ効率よく全員が練習できるか、どのような意識で練習に取り組むのかを一人一人が考え、来年度にも生かしてもらいたいと思います。そして、私たちがかなえられなかったインカレでメダルを取るという目標を後輩たちは目指してもらい、悔いのないような形で終えられるよう応援しています。
卓球部
西 康洋 【今年度を振り返って】
今年度は新型コロナウイルスの影響で大会が中止になったり、インカレも準優勝と私たちの目標であったグランドスラム達成を成し遂げることができず、非常に残念で悔やまれました。 コロナウイルスの影響で大会が無くなってしまった事も悔しいですが数少ない団体戦で負けてしまったことはとても悔しかったです。ですが、その時に試合ができる喜び、 そして卓球が普通にできることがどれだけ幸せであるかというのを強く実感しました。 苦しい1年間でしたが、このような大切なことも学べた1年間でした。 新体制では、松下主将を中心に良いチームを築いてもらいたいです。 また「卓球界の王者たれ!明治大学」、「明治がやらねば誰がやる」というスローガンを胸に日々仲間と切磋琢磨し私たちが達成出来なかったグランドスラムを達成して欲しいと思います。最後になりますが、4年間たくさんの方々にお世話になりました。 本当にありがとうございました。
レスリング部
加藤万豊 【高みを目指して】
今年度は昨年度に引き続き、新型コロナウイルスの影響を受けてさまざまな大会が延期または中止になるなど例年とは違う一年でした。大会開催の是非が直前になるまで分からないということもありましたが、いつでも完璧な状態で試合に臨めるように、日々の練習の中で、チームとして常に高い目標を掲げて、きちんと目に見える形で体力面や技術面を向上させていきました。主将として何が求められているのか、毎日試行錯誤の日々でしたが、自分自身が結果を残すことがチーム全体のモチベーションアップにつながると考えて、とにかく背中で見せることを意識していました。総合順位はフリースタイル7位、グレコローマンスタイル6位で、例年より高い順位を残すことができました。この結果は、監督、コーチ、OBの支えがあり部員が僕を信じてついてきてくれた結果だと思います。日々の練習を大切に、現状に満足することなくもっと上を目指して頑張ってほしいです。
アメリカンフットボール部
村田 幹太 【壁を越える】
振り返ってみればこの1年間、いろいろな事がありました。強いチームとは「一人一人が目標を本気で志す集団」と考え、4年生だけでなく下級生も含め、部員107人の意思が詰まった組織づくりを目指しました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で春季大会は1試合のみ、夏合宿の中止、度重なる活動自粛などの困難があり、チーム発足時に考えていた計画通りにいきませんでした。そんな中でも、おのおのが今できる事にフォーカスしながら目標に対して努力を怠りませんでした。また、グラウンドにいる時間はもちろん、グラウンド外の時間「オフザフィールド」を特に大事にして、戦術理解、ミーティング、筋力トレーニングに注力しました。今季は結果として悔しいものとなりましたが、目標に対してどんな壁があろうと突き進む力や目標に対して自主的に動く力は身に付いたと感じています。最後になりますが、後輩たちはこんな悔しい思いしてほしくないので、毎日の練習を必死で取り組んでください。
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