ボクシング部、スキー部、スケート部、バスケットボール部、自動車部

ボクシング部

久保田 辰寛 【昨年度を振り返って】

 昨年度は関東大学ボクシングトーナメント戦の3部優勝、2部昇格をチームの目標として活動していました。コロナでトーナメント戦が行われるか分からない状況が続きましたが、開催を願いチーム一丸となって練習に励んでいました。結局トーナメント戦は行われることが決定したものの、リーグ間の入替戦なしという方向で決定しました。トーナメント戦は3部の中で2位という結果でしたが、部員はそれぞれ素晴らしいパフォーマンスを発揮しており成長が感じられました。入替戦がないことからモチベーションが下がった部分がありましたが、部員が一生懸命に練習をする姿を見て立ち直ることができました。仲間の存在が自分の支えになり力になることを強く感じた1年でした。明大ボクシング部で多くの人と関わり選手としてだけでなく人として大きく成長することができました。今年度のトーナメント戦もチーム一丸となり2部昇格を目指し頑張ってもらいたいです。

 

スキー部

村上 優空 【今年度の活動を振り返って】

 昨年度は新型コロナウイルスの影響で合宿所での生活を送ることができませんでしたが、今年度は感染症対策を十分に行いながら合宿所での生活を送ることができました。コロナ禍においてまだまだ予断を許さない状態の中で、学生が競技をできる環境を整えていただいたことに感謝いたします。

 今年度の合宿所生活は、昨年度合宿所生活がなかったこともあり、コロナ禍での合宿所での生活をどうすべきか考えることから始まりました。上級生を中心に合宿所での感染症対策について話し合い、部員全員で十分に気を付けながら生活しました。トレーニングも各自、インカレに向けて自分の課題と向き合いながら取り組むことができたと思います。

 個人的には、主将として部員を引っ張っていくことがなかなかできなかったことが反省点です。来年度もまだ活動には制限があるとは思いますが、今年度以上にいい成績を残せるよう頑張ってほしいです。

スケート部

廣田 恵吾 【軌跡】

 春に行われた秩父宮杯第68回関東大学選手権においては、新型コロナウイルスのチーム内感染により決勝リーグを目の前にして、辞退するという非常に悔しい結果に終わってしまいました。オフシーズンは、シーズンに向けて例年より早くチーム練習を再開して、体づくりに励んできました。サマーカップは中止になり、関東大学リーグ戦も1巡のみの戦いになりましたが、目の前の1戦に集中して切磋琢磨(せっさたくま)してきました。結果は3位と全日本選手権の出場を逃すことになってしまいました。また、一から気持ちを切り替え迎えた全日本学生氷上競技選手権においては、4年生を中心に今シーズン1番の団結力を発揮し、勝ち進む事ができました。決勝戦では、一人一人が〝常勝明治〟の名に恥じない熱い闘志とプライドを胸に戦い抜きました。あと一歩及ばず、準優勝で激闘を終えましたが全員が力を出し切り、悔いのない記憶に残る試合となりました。たくさんの応援のおかげでここまで来ることができました。本当にありがとうございました。

 

バスケットボール部(男子部)

常田耕平 【苦境を乗り越える『強さ』】

 今シーズンは「強い明治を取り戻す」を目標にチームで取り組んできて、2部全勝優勝1部昇格、インカレ出場とチームとしては満足のいく結果でした。これは、今年度の選手だけではなく、自分が入学してからの先輩方、スタッフ、マネージャーがいなければ、絶対に達成できませんでした。これからは強い明治を証明することが後輩たちの新しい目標になっていくと思います。コロナ禍の中でも、明大スポーツの方々が自分たちの試合会場に足を運び、取材をしてくれたことは、個人的にとてもうれしかったですし、チームとしても非常に感謝しています。本当に応援ありがとうございました。これからも男子バスケットボール部の応援よろしくお願いします。

 

バスケットボール部(女子部)

西来実  【2021年度を振り返って】 

 昨年度に引き続き、新型コロナウイルスの影響で思うように活動できない時もありましたが、1年間を通して誰一人として感染者を出すことがなかったことが、まず良かったと思います。最上級生が2人と少ない中、チームをどのようにまとめていくのかが大変でした。そのような中で特に意識したことは、学年関係なく意見を言い合える環境づくりです。練習中も、それ以外の時間でも、積極的にコミュニケーションをとることを心掛けました。また、今年は1年生が多く入ってきてくれたので、活気あふれるチームになったと思います。後輩たちは頼りになる選手ばかりで、試合中もとても助けられました。目標としていた2部A昇格にはあと一歩及びませんでしたが、チームが一丸となって戦うことができました。来年度こそは2部A昇格が達成できるよう、頑張ってほしいと思います。 

 

自動車部

鈴木 千尋  4年間の活動を通じて】 

 私が自動車部での4年間の活動を通じて、今後の人生で最も役に立つと私が感じたのは、目標に向かって計画を立て、その結果を受け止めて次の目標への改善をするというサイクルを実際に行うことができた経験です。今年度は最初のスピード競技の結果が振るわず、その後の大会に向けての計画を大幅に変更することを決断しました。その過程で自動車の運転技術や整備の技術だけでなく、情報収集のためのコミュニケーションなど、さまざまなことを学びました。その結果、自動車部の花形の大会である全日本学生ジムカーナ選手権大会では表彰台を争う戦いを繰り広げることができました。これらの経験は本気で結果を求めて全身全霊で活動を行ったからこそ得ることができたのだと私は考えています。自動車部は適当な気持ちで入部するとつらいことだらけですが、次世代を担う自動車部員には自分でやりたいことや目標を見つけて本気で活動に取り組んでいただきたいと思います。