競走部、弓道部、硬式野球部、水泳部、馬術部

競走部

石川 雅也 【来年度は悔しさ晴らす結果を】 

 まず初めに、今年度も明大競走部に多大なるご支援、ご声援をいただきまして誠にありがとうございます。

2021年度も新型コロナウイルスの収束がつかない状況下での活動ではありましたが、感染対策の徹底を行い、可能な範囲で活動を進めてきました。結果として、年度の初めに掲げた競走部全体の目標である関東インカレ1部昇格を短距離・長距離・競歩の3ブロックが一丸となり総合力を発揮して成し遂げることができました。その勢いを止めることなく下半期シーズンの駅伝においても、箱根駅伝予選会の1位通過や全日本駅伝のシード権獲得などの結果を残すことができました。しかし、箱根駅伝では2年連続シード落ちと皆さまのご期待に沿える結果をお届けすることができず大変申し訳ない気持ちと悔しさでいっぱいです。ただ、2021年度を振り返ってみて非常にまとまった活気のあるチームへ進化したなと感じています。私たちの学年は今年度で卒業となりますが、後輩たちには関東インカレ1部や全日本、箱根駅伝などの試合で自分の力を120%発揮して、私たちの代ではしっかりと成し遂げることができなかった「古豪ではなく強い明治大学競走部」にしていってもらいたいとOBとして、ファンとして期待をしています。

 最後になりますが、いつも皆さまの応援が本当に力になっております、ありがとうございます。引き続き明大競走部に変わらぬご支援、ご声援のほど何卒よろしくお願い致します。

 

弓道部

小口 琉矢 【普通とは何か】

 この4年間の中でこの先もずっと印象として残るのは新型コロナウイルスが真っ先に挙がるだろう。私の代は3、4年生という上級生にあたる時代にこのウイルスの影響を強く受けてしまい、思うような運営ができず歯がゆい思いをした。弓道は対面競技でありながら非接触かつ感染リスクの少ない競技であると感じているが、大学をはじめ、国や自治体がそれを容認することは簡単ではなかった。もちろん弓道部としては感染拡大防止に努め、不要不急の外出は控えるように徹底していたが、いつ終わるのかわからない不安と日々増え続ける感染者の数字にストレスを感じている人は多かったと思う。それもあって今の下級生は「体育会弓道部の普通」を知らないし、それを継承する機会がなかった。同時にこれまで以上に体育会のあり方が見直されて変わっていくであろうが、在部生には体育会である誇りと信念をもって部活動に取り組んでほしい。この3月で創部から115年がたつ明治大学体育会弓道部の歴史が揺るがないように、この先も何らかの形で支援していきたいと考えている。 

 

硬式野球部

丸山 和郁 【昨年度を振り返って】

 昨年度は2シーズンともに非常に悔いの残るシーズンでした。最後まで優勝争いに絡みながらも、結果としてチームは春・秋ともに3位。特に秋季リーグ戦では逆転負けを喫する試合も多く、チームとして今後の課題が明確となったシーズンとなりました。ですが、悔しい結果に終わった一方、来年度への希望も見えました。村松新主将、山田陸副将、蓑尾副将の幹部3人や1年・宗山がベストナインに選出。他にも1年・藤江が第2先発として活躍するなど、下級生も頭角を現し個人の力は十分にあることが証明されました。新チームでは最上級生だけでなく、昨年度活躍した下級生もチームを引っ張るプレーをすることで、チームを優勝へと導いてくれるはずです。今後とも硬式野球部の応援をよろしくお願いします。

 

水泳部(競泳部門)

井元 秀哉 【総合優勝に向かって】 

 初めての主将という立場になったことで何よりも難しかったのは、チームをまとめることでした。また、チームのことを1番に考えながら、自身の結果を残さなければならないことが大変だったと思います。 

 口下手なので、言葉でチームを鼓舞するのではなく、結果で見せようと思い、実行しました。 

 また、インカレ個人で表彰台に乗る、天皇杯獲得という二つの目標を立て、それに向かって突き進みました。 

 しかし、インカレの約1カ月前にケガで練習ができず、悔しい思いをしましたが、諦めずにインカレに挑んだ結果、自身の目標は達成できませんでしたが、自己ベストのタイムを更新、男子総合3位という結果で終わりました。目標を達成することができず、悔しい結果で終わってしまいましたが、最後の最後でチームが一つにまとまることができたことが、うれしかったです。 

 Ballisticで達成することができなかった天皇杯獲得を、今年度のRising hopeが獲得してくれることを願っています! 

 

水泳部(水球部門)

熊谷 郁 【諦めずに、最後は気持ち】

 明治水球躍進の年に主将を務めることができ、大変光栄に思っています。私たちは昨年度まで結果を出すことができていませんでした。体育会に昇格し、力を付けていたものの結果が伴わない、そんな3年間でした。主将となり、何が何でも結果を出すという気持ちでチームを引っ張っていきました。そして迎えたシーズン、創部史上初のリーグ戦準優勝、18年ぶりの日本選手権出場という結果を残しました。

この4年間は、辛く、苦しい時間のほうが多くありました。それでも腐らずやり遂げられたのは、こんな私に真剣に向き合ってくれた監督やコーチ、いつも熱い声援を送ってくれたOBや保護者の方々、明治水球のバトンをつないできた先輩たち、最高のチームにしてくれた仲間、頼りない主将を支えてくれたマネジャー、ここまで水球をやらせてくれた家族、本当に多くの人の支えがあったからです。本当にありがとうございました。明治水球は私にとってかけがえのない宝物です。

 

馬術部

高橋 義明 【馬術部の主将として】

 最後の全日本学生賞典障害飛越大会は不甲斐ない成績に終わり、悔しい気持ちもありますが無事にケガなく終わることができ良かったです。

 競技馬は高齢になってきていますが、いつも一生懸命頑張ってくれ、またサポートしてくれる馬付きの人たちも選手のために尽くしてくれて感謝の気持ちでいっぱいです。

 学生馬術を4年間経験し、人間関係や学年が上がるごとに変わっていく立場を感じながら、技術の面だけでなく、さまざまなことを学ぶことができました

 主将として一番意識したのは部員全員が協調性を持って主体的に行動できるようにという部分でしたが、とても難しく1年通して考えさせられました。

 このような経験は馬術部に所属していなければできていなかったと思うので、すごくよい経験ができた意味のある4年間でした。

 1年生で入ってきた頃より部員数も増え、雰囲気も良いので競技に向けて良い方向に進んでいけると思いますし、選手のレベルも他校と比べても上位にあると思うので、来年度も頑張ってほしいと思います。