
(106)全国大学選手権・東海大戦 元日試合直前コメント②
5年連続で年越しをした明大ラグビー部。いよいよ明日に迫った全国大学選手権(以下、選手権)の準決勝に向けて、意気込みを伺った。
スクラムハーフ飯沼蓮主将(営4=日川)
――勝負のカギはどこになりますか。
「早稲田戦はFWで有利に立てて勝てましたが、東海大は自分たちと同じくFWを強みにしているので早稲田戦のようにはいかないと思います。でも自分たちの武器はFWだけでないですし、展開ラグビーやBKも強みを持っています。全体的な精度やフィットネスも持っているので細かい部分で差をつけて勝ちたいと思います」
――東海大には春に勝っています。
「春なんて関係ないです。東海大の分析はこの前の慶応戦で細かくしました。強い外国人がいることと、モール、一人一人のフィジカルが強いです。そこに明治もプライド持っているので、自信を持ってやっていきたいです」
――年末はどうすごされましたか。
「試合があるので夜更かしはしないですが、みんなで年越して、そばを食べました。今朝はみんなで八幡山神社行きました。(願い事は)もちろん優勝です」
スタンドオフ伊藤耕太郎(商2=国学院栃木)
――年末はどのようにすごされましたか。
「クリスマスは各部屋でパーティーをしました。昨日は2022年になってからみんなで頑張ろうということで楽しかったです。年末年始といっても高校から寮生活だったので家族に会いたいという気持ちはもうあまりないです。地元の友達も遊べていないので、遊びたいですね」
――東海大には丸山選手がいます。
「司令塔が2人いるということになると思うので武藤くんがキャリーしてもいいアタックがすぐに来ると思います。そこはBチームがいい想定として相手してくれたので焦ることなくディフェンスできるのかなと思います」
左ウイング石田吉平(文3=常翔学園)
――どうやって年を越されましたか。
「部屋のメンバーで焼き肉を食べて年越しそばを食べて年を越しました。(お肉は)これで頑張れみたいな感じで、親から10キロ差し入れしてもらいました。親に感謝ですね。大賀(宗志・営3=報徳学園)の家とかも毎年送ってくれます。肉まん100個とかですね」
――明日の意気込みをお願いします。
「明日はやはりFWというよりBKの試合になると思うので、しっかりBKでつないでトライを取って、新しい国立で勝利をつかみたいと思います」
左センター廣瀬雄也(商2=東福岡)
――年末の楽しかった思い出はありますか。
「基本練習しているので、年末何していたかな(笑)。寮のご飯が少し年末やクリスマスに合わせていたりするのでそれは楽しかったです。(クリスマスは)でっかいチキンでした」
――2年生からみた4年生の雰囲気はどのような感じですか。
「昨年度、準決勝で負けているわけで、先輩たちが越えられなかった分を4年生は責任を持って果たさないといけないという気持ちがあると思います。ある意味、準決勝ではリベンジになるので4年生はかなり気持ち上がっていると思います」
――どのようなプレーを見せたいですか。
「選手権では焦ってしまう自分がいます。キックを外してしまったら焦っちゃう自分がいるので、別に一本外したところで落ち込まずにもう一回トライ取れればいいというようにポジティブに捉えていこうと思っています。冷静になってとりあえず明治はいっぱいランナーがいてスキルの高い選手がたくさんいるので、思う存分暴れられるように、僕と耕太郎(伊藤)がしっかりとゲームをつくっていくのが大事だなと思います」
右センター江藤良(文4=報徳学園)
――国立競技場で試合になります。
「2年前に行ったことがあるのですが、それだけでも緊張していました。でも今回は緊張し過ぎずに、いい緊張感を持ちながらいつも通りのプレーをできたらいいなと思います」
――明日はどういったプレーをしたいですか。
「まず80分間グラウンドに立ち続けるというのと、東海大さんはFWが強いチームなのでしっかりBKから前に出ていって、いいプレーができたらと思います」
右ウイング松本純弥(政経4=佐賀工)
――大晦日のすごし方を教えてください。
「部屋のみんなで年越しそばを食べながらすごしました。4年間大晦日は部屋ですごすという感じでした。テレビは昨年まではガキ使を見ていました。今年はなかったので、4人で今見ているドラマがあって、そのドラマを見ていました。『プロポーズ大作戦』という『TVer』で再放送されているものです」
――花園での後輩たちの活躍は見ていますか。
「明日に向けて、試合を見て元気をもらおうかなと思っています。僕らの代がちょうどこの日に久我山に負けているんですよね。たまたまそれが4年後になって、後輩たちがまた久我山とシードで戦うというのが楽しみだったので、勝ってくれたら非常にうれしいです」
――FWが強い相手ですが、BKとしてはいかがですか。
「正直BK勝負だと思っています。ここまでFWに頼ってばかりなので、この試合でこそBKが覚醒するというか本領を発揮することが大切だと思います。自分の仕事はトライを取り切る事なので、活躍したいです」
フルバック雲山弘貴(政経4=報徳学園)
――年越しの瞬間は何をしていましたか。
「部屋のみんなでジャンプしました(笑)」
――東海大の印象を教えてください。
「外国人選手が強いです。とりあえず外国人選手を止めたらなんとかなると思います。二人でタックルに入って、ボールを持つ前にスペースは与えないようにしたいです」
――意気込みをお願いします。
「感覚が戻ってきたので、明日は活躍できるようにしたいです。まだ一回も国立で勝てていないので、とりあえず明日勝ちたいです」
――ありがとうございました。
[ラグビー部担当一同]
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