(105)全国大学選手権・東海大戦 元日試合直前コメント①

2022.01.01

 5年連続で年越しをした明大ラグビー部。いよいよ明日に迫った全国大学選手権(以下、選手権)の準決勝に向けて、意気込みを伺った。

 

左プロップ中村公星(情コミ3=国学院栃木)

――FWの雰囲気はいかがですか。

 「ノンメンバーもメンバーも全員でまとまっているのでいい雰囲気です。スクラムは相手も強みにしている部分なので、うまくいかない部分があっても試合中に修正したいと思います。FW戦でいい流れをつくって勝ちたいと思います」

 

――年末は何をしていましたか。

 「年末感もなくごろごろしていました。練習あるのみです。年越しそばをみんなで食べたくらいです」

 

フッカー田森海音(政経4=長崎北陽台)

――意気込みをお願いします。

 「外国人がたくさんいますし、FWが強い印象です。ここまでずっとFW優勢に戦えていましたが、強いFWに対してどれだけできるかです。しっかりそこで相手を封じて、何もやりたいことをさせないようにしたいなと思っています」

 

――国立競技場での試合ですが、そこに対する思いはありますか。

 「国立に立てることなんて人生でほぼないと思っています。僕に関しては今回と、決勝にいければ2回しかないので、名誉だと思いますし、誇りに思って楽しみたいなと思います」

 

右プロップ大賀宗志(営3=報徳学園)

――FWとしてどのように戦っていきたいですか。

 「やはり外人が多くて、そこをキーマンにして相手を崩してくるチームですし、早稲田よりも相手のFWのレベルが一層上がっていると思います。受け身にならずに、しっかりとぶつかってFWから仕掛けて攻撃していきたいと思います」

 

――個人的な目標はありますか。

 「これまでと変わらずにFWで流れをつくって、悪い流れが来たらしっかりとその流れを止めるという感じです。しっかりとFWで勝負していきたいと思います」

 

左ロック山本嶺二郎(法2=京都成章)

――食べたいお節料理はありますか。

 「甘党なので、栗金団を食べたいです。甘いものが好きです」

 

――東海大の印象はいかがですか。

 「やはり外国人も日本人のFWもそうでしたが、とにかくFWが強力で、体も大きいところが強みのチームだと思います。春はそこでやられてしまって、BKが頑張ってくれて、リザーブの助けもあって勝てたという感じでした。今回東海も対策していると思うので、そこでしっかりFWがセットプレーで構えて、BKで取り切ってもらうという風にしていきたいと思います」

 

右ロック武内慎(商3=石見智翠館)

――大晦日のすごし方を教えてください。

 「部屋のみんなとインスタントですけどそばを食べて、味わいながらすごしました。あとは12時を越えて、新年を迎えてから、各部屋に挨拶しに行きました。年越しそばはお昼ご飯で寮でも出してくれますが、年越しそばなので年を越すタイミングで食べたいとみんな思っているので、それでみんなで簡単に作れるのがインスタントなので食べています(笑)」

 

――東海大の印象はいかがですか。

 「外国人の選手がいて、サイズの大きい選手が他にもたくさんいます。僕たちよりも体重は重いですが、僕たちの方が大きくて動けると思っています。サイズでは負けていても、圧倒的に差があるわけではないです。自分たちが春から動き続けてきたフィットネスの部分、機動力の部分でカバーしながらしっかり抑えて疲れさせて、自分たちの流れに持っていきたいです」

 

左フランカー小澤翔(情コミ4=桐蔭学園)

――年末の楽しかった思い出はありますか。

 「みんなで『RIZIN』の地上波の方じゃなくて、『UNEXT』の方で有料のものに入ってみんなでスクリーンで見たことですかね」

 

――久しぶりのスタメンですが、選ばれた時の心境を教えてください。

 「単純にすごくうれしいというのと、目標は優勝なのでチームにいい勢いをつけられたらいいなと思いました。ブレークダウンのところでファイトし続けるところを見せたいです」

 

――多くてもあと2試合ですが、4年生としての思いはありますか。

 「練習からもそうですが、勝ちたいという気持ちを出すことが自分は大事だと思っています。まずはこの試合でどれだけFWが前に出られるか、東海大もFWに自信を持っていると思うのでしっかりFWで圧倒して次につなげられたらなと思います」

 

右フランカー福田陸人(法4=国学院栃木)

――最近買ったものはありますか。

  「最近買った買い物は部屋のクリスマスプレゼント交換ですね。マグカップを買いました。僕は山本嶺二郎からマリモもらいました(笑)」

 

――明日はどういったプレーをしていきたいですか。

  「FWがみんなかなり大きくて、セットプレーを相手も得意としているので、そこで僕らも引かないということです。あとは外国人の選手が多いので、そこでゲインされたら相手のペースに飲まれてしまうと思うので、そこでしっかり僕らが2人で入って止めていきたいなと思います」

 

ナンバーエイト大石康太(営4=国学院久我山)

――明日のテーマを教えてください。

 「『no limit』です。試合で限界をつくらないということです。僕個人として、限界をつくるのもつくらないのも自分たち次第だと思っています。あとどんなに長くても1、2週間です。そこでいかに細かいところをこだわるか、それでしか成長することができないと感じています。(個人としては)自分の持ち出し、キャリーが全くできていなくて、数も少ないと感じていました。いかにアタックの回数増やせるかというのも『no limit』だと思います。もう少し前に出るところです」

 

――花園は見ていますか。

 「今ちょうど負けていますが、監督とこの前対抗戦の早明戦終わってからお話しました。先に負けないようにお互い頑張ろうという話をしたのですが、あっちが先に負けてしまいましたね。花園という舞台に久しぶりに出られた後輩を見ることはうれしかったですし、来年、その悔しさを残った後輩たちが引き継いで頑張ってほしいと思います。監督とは早明戦の内容についてもっと冷静になれるでしょと言われて、小さなプレーを一つ一つしっかりと見てくれているなと思いました」

 

――意気込みをお願いします。

 「できる限りこのチームで長くラグビーしたいという思いが強いです。その思いを15人、23人、94人が一丸となって戦うのでご声援のほどよろしくお願いします」

 ――ありがとうございました。

[ラグビー部担当一同]