
(番外)青嶋がJ2・栃木SCへ来季加入内定!/選手コメント
12月13日、GK青嶋佑弥(文4=浜松開誠館)のJ2・栃木SCへの来季加入内定が発表された。今季は関東大学1部リーグ内で最少失点をマークした明大。その立役者となった守護神の青嶋が、今季5人目となるプロへの切符をつかんだ。
――プロ入り内定おめでとうございます。ご家族の反応はいかがでしたか。
「おめでとうと言ってもらえました。しかし、父がサッカー選手だったこともあり、あまり驚きはなかったように感じました。それよりも、プロの厳しさやこれからが大事だという話をされました。プロとしての自覚を持ち、一層気を引き締めていかなければいけないと思いました」
――栃木SCの印象はいかがですか。
「全員がハードワークをして戦うという印象です。また、どのような立場であってもチームの勝利のために尽くすといった部分が明治に似ていると感じます。自分が加入して、明治で学んだ部分を発揮し、いい影響をもたらせる部分もあると思いますが、栃木SCで学ぶべきことも多くあると思っています。そこは非常に楽しみです」
――4年間、明大でGKをやってきてどういった部分で成長したと思いますか。
「榎本達也GKコーチに考え方や細かい部分のプレーを教えていただきました。高校時代には意識していなかったことを教えてもらったことで、技術的にも成長できましたし、自分のプレーの幅が広がったと思います」
――地元・静岡県への想いはありますか。
「静岡県には自分のことを応援してくれている人が親だけでなくたくさんいます。距離は遠いですが、栃木SCで活躍している姿や明るいニュースを届けられたらと思います」
――大学生からプロ選手になる身として何か体現したいことはありますか。
「この4年間で一番培われたのは人間力という部分だと思っています。その部分は大卒と高卒では違うと思いますし、明治大学という一つのブランドが作り上げる人間力は大学の中でも日本一だと感じています。それは、自分が感じているだけでなく他人の評価が大事になってくると思います。明治大学は素晴らしいという評価をいただけるような行動や言動をしていかなければいけないと思っています」
――プレーの特徴を教えてください。
「気迫を全面に出したプレーというのは自分の持ち味だと思っています。また、自分の身体能力の高さやキックの飛距離はプロでも通用する部分があると思うので、自分の良さを全面的に出していきたいと思います」
――ご自身の課題はどこですか。
「ポジショニングにこだわっていかなければいけないと思っています。また、声掛けの質や場面、強く言ったり冷静に言ったりと状況によって変えていかなければいけないと思うので、コーチングの質も上げていきたいです」
――プロでの目標をお願いします。
「どのような立場でも勝利に貢献したいです。今、J2にいますがそこで優勝し、J1に昇格することが結果としての目標です。それが、栃木を盛り上げることや貢献していくことにつながっていくと思います。地域があってのチームだと思うので、地域に愛されるチームになれるようにプロサッカー選手としての自覚を持ってやっていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[正野真由夏]
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