(96)関東大学対抗戦・早大戦 試合後コメント②

2021.12.06

 3年ぶりに黒星となった伝統の明早戦。今回は早大戦後のインタビューをお送りします(この取材は試合後に電話で行いました)

 

スクラムハーフ飯沼蓮主将(営4=日川)

――試合を振り返っていかがですか。

 「接点の部分で前に出られず、明治のラグビーができませんでした。一人一人が前に出ることができなかったです」

 

――ディフェンスはいかがでしたか。

 「2トライされましたが完全に崩されてのトライはありませんでした。しかし、一人一人受けてしまい前に出ることができず、逆に出られてしまったのでそこが良くなかったです」

 

――これからの意気込みをお願いします。

 「負けた時は良くない明治になっているので今日もたくさんの課題が出ました。この負けを意味のあるものにするために一人一人が意識を変えて練習から行動をしていけないと思っています。逆に今が変わるチャンスだとも思うので、もう一度見直していきたいと思います」

 

左ウイング石田吉平(文2=常翔学園)

――トライシーンの振り返りをお願いします。

 「パスやディフェンスラインがかなりバラバラになっていたので、そこを突いてボールを持って走ることができました」

 

――ゲインシーンが多かったですが、振り返っていかがですか。

 「ボールをもらったらゲインするということは分かってはいました。しかし、後半あたりからボールを持つことが少なくなってしまいました。もっとチャンスメイクができていたはずだったのですが、少し消極的になってしまったのは自分の反省点です」

 

――早大のどこに苦戦しましたか。

 「早稲田のディフェンスももちろんすごかったですが、自分たちのミスが一番大きかったです。自分たちのミスで自滅してしまったという感じでした」

 

右センター江藤良(文4=報徳学園)

――BKはいかがでしたか。

 「悪くはありませんでしたが、終盤に焦ってしまったところは良くありませんでした。統一性がなく、アタックがバラバラになってしまったところが良くなかったと思います」

 

――後半はいかがでしたか。

 「FWを使い過ぎて、FWが疲れてしまい前に出られなくなりBKもパニックになったというところで負の連鎖が続いてしまいました。もう少しBKも考えながらやっていくことができれば良かったです」

 

――大学選手権(以下、選手権)に向けて意気込みをお願いします。

 「もう負けることができない試合になってくるので、一戦一戦しっかりと準備して自分たちの練習をしてきたことを出し切れるように頑張っていきたいと思います」

 

フルバック雲山弘貴(政経4=報徳学園)

――反省点をお願いします。

 「ボールの回し方の部分、チーム全体としてもっとアタックしなければいけないというところだと思います。個人個人のワンブイワンになってしまっていたので、もっと15人が一つになってアタックしなければいけなかったです」

 

――キックの精度はいかがでしたか。

 「最初に少しミスをしてしまい、そこからタッチキックなどを確実に出そうというような意識が出てしまいました。その意識からあまり攻めることができていなかったので失敗を気にせずもっと攻めていくことができれば良かったです」

 

――選手権に向けて意気込みをお願いします。

 「対抗戦ではかなり課題点が見つかってしまったので、大学選手権までにしっかり修正をして、一戦一戦戦っていきたいと思います」

 

児玉樹(政経4=秋田工)

――前半外から見たチームの印象はいかがでしたか。

 「早稲田とやるときは開始10分以内にトライを取られて相手の流れから始まるというのがこれまでありました。その点、今日は開始5分ほどでトライを取ることができたので、入りの部分は良かったと思います。しかし、自陣のペナルティーやチャンスゾーンに入った後のアタックでもったいない場面もあったので、そこを改善できていればもう少しスコアできていたと思います」

 

――大きいゲインがありましたが、振り返っていかがですか。

 「自分が投入されたということはしっかりと自分の強みを出してチームのアタックに勢いづける指示だと思ったので、それをしっかりやり切ろうと思ってグラウンドに入りました。その役割をしっかり果たすことができて良かったです」

 

――選手権に向けて意気込みをお願いします。

 「チームは2連敗して雰囲気は落ちていると思いますが、このチームでプレーできる機会が増えたというようにポジティブに捉えたいです。もっと自分たちを見つめ直して、最後は笑って終われるように日々後悔しないようにやっていきたいと思います」

[ラグビー担当一同j]