(91)関東大学対抗戦・明早戦 試合直前コメント①

2021.12.04

 いよいよ明日に迫った明早戦。伝統の一戦を前に意気込む監督と選手たちにインタビューを行った。

 

神鳥裕之監督

――チームの仕上がりはいかがですか。

 「ケガ人もなく現状では一番いいメンバーで試合に臨める状況です。あとはゲームでしっかりと選手自身がやってきたことを出すだけだと思います。本当にいい準備ができたと思います

 

――全国大学選手権が控える中での明早戦の意味合いを教えてください。

 「これは僕の個人的な思い出もありチームにも伝えましたが、この後に早稲田があるからとか二つ目が大事という考えを少しでも持っているならその気持ちは置いていってくれと話しました。この明早戦に勝たないことには今後の勢いやメンタルがつくれないと思います。チームとして勢いに乗るためにも、対抗戦の最後の試合で勝つことは大学選手権に向けて絶対に必要なことだというマインドセットをチームに落とし込めたので、今は明早戦のことしか考えていないです」

 

左プロップ中村公星(情コミ3=国学院栃木)

――初スタメンが明早戦ですが、心境はいかがですか。

 「伝統的な試合なのでわくわくする気持ちはありますが、リザーブと違いゲームをつくる立場にあるので少し緊張しています」

 

――練習の雰囲気はいかがでしたか。

 「やっていることはずっと変わらないですが、FWはヒットで相手に勝つことや、モールだったらしっかりまとまるということを練習してきました」

 

フッカー田森海音(政経4=長崎北陽台)

――FWの雰囲気はいかがですか。

 「とてもいい雰囲気です。今日もラインアウトやスクラムの精度も高くやれていましたし、全員が考えてプレーしていると思います。下級生が多いですが、明治はFWのチームなので、こだわりや誇りを持ってプレーできています」

 

――最後の明早戦ですが心境はいかがですか。

 「自分は明早戦に憧れて明治に来たので、2年連続で出られるのは光栄です。そこに感謝して、責任や誇りを持ったプレーができればいいと思います。スローガンにもあるように、明治のプライドを出せたらいいなと思います」

 

右プロップ大賀宗志(営3=報徳学園)

――明早戦の勝負のカギを教えてください。

 「FWのセットプレーで勝負が決まると思います。自分はFWなので仕掛けていきたいと思います」

 

――早大を止めるためにどのようなプレーをしたいですか。

 「FWが相手のスクラムからペナルティーを取って、相手にアタックさせないことが一番の対処法だと思うのでFWで粉砕したいと思います。相手のやりたいことをやらせずに自分たちのラグビーをすることが勝利への近道だと思います」

 

左ロック山本嶺二郎(法2=京都成章)

――どのような練習をしてきましたか。

 「全体の集大成なので明治の持っている力をしっかり出し切って、相手に合わせるというよりも明治のラグビーをするというところを練習してきました」

 

――明早戦での個人的な目標を教えてください。

 「まずマイボールラインアウトを100パーセント取って、相手ボールは40パーセントから50パーセント取りたいと思っています」

 

右ロック武内慎(商3=石見智翠館)

――3年生で初の明早戦のスタメンです。

 「自分としては明治に来たからには早稲田に勝って選手権につながる試合にしたいなと思っています。自分自身、大学を決めるときに両校で迷っていた中で、FWだからという理由で決めたので、絶対に早稲田には負けられないという思いはあります」

 

――観客に見てほしいプレーを教えてください。

 「持ち味はプレーの激しさ、コンタクトプレーでの勢い、チームのエンジン役として期待されている部分でもあります。そこはやはり全面に出して、明治としてのコンタクトプレーの基準は、自分のファーストプレーで示したいと思っています。自分が前に出続けるという意味でも注目してもらいたいです」

 

左フランカー木戸大士郎(文1=常翔学園)

――1年生唯一のスタメンですが緊張はありますか。

 「今は緊張してないです。試合前はとても緊張してしまいます」     

 

――明早戦での目標を教えてください。

 「具体的な目標はラインアウトは100パーセント絡むので、セットプレーを制したいです」

 

右フランカー福田陸人(法4=国学院栃木)

――明早戦でしたいプレーを教えてください。

 「タフな試合になると思うので、まずFWからしっかりファイトしてBKを支えられたらなと思います。ジャッカルは3本取りたいです」

 

――意気込みをお願いします。

 「準備してきたことをしっかりやって、うまくいかない部分もあると思うので、切り替えを大事にしたいです。まずはFWから勝っていかないといけないので、セットプレーを取り切って頑張りたいと思います」

 

ナンバーエイト大石康太(営4=国学院久我山)

――帝京大戦以降の課題を教えてください。

 「帝京のアタックに対して、ディフェンスをする時間が多くなってしまったというのが悪かったと思っています。もっとポゼッションを高くして、自分たちのアタックをしていきたいと思います。ゲームのテーマとしてアグレッシブというものを掲げているので自分たちから仕掛けていきたいです」

 

――ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

 「FWとしてはスクラムで全部押し切りたいという覚悟でやっています。そこを見ていただければと思います。明治としては帝京戦で明治らしい攻撃ができなかったので、しっかりボール持って前に出るところや明治のラグビーは面白いなと思わせるプレーに期待してほしいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[ラグビー担当一同]