
(90)明早戦直前 飯沼×大石対談
主将、副将としてチームを引っ張る飯沼蓮主将(営4=日川)と大石康太(営4=国学院久我山)。今回はそんなチームの大黒柱の2人にお話を伺った。
――お互いの紹介をお願いします
飯沼 「大石はFWですがBKみたいにゲーム理解度が高くて頭も使えるし、主将としてやっていく中で大石にアドバイスとかもらったり、みんなを集めようと言うのも大石の方が多いです。僕の気付かないところを私生活でもラグビーでも気付いてくれてアドバイスとかを言ってくれるのでとても助かります」
大石 「誰よりも負けず嫌い、負けたくない思いが強いです。最初に会った高校2年生のときに20メートルシャトルランの測定があったのですが、最後まで走っていました。今年主将になるにあたっていろいろ悩んだこともあったと思いますが、チームのことを考える機会が増えた分頼もしくなったというか頼りやすくなった感じもあります。誰よりも負けず嫌いなところが蓮の魅力かなと思います」
――練習でのお互いの役割はありますか
飯沼 「練習に入ってしまえば変わらないですが、今年は4年生みんなでやると話しています。その中で特に僕たちからは練習の内容に対するこれは試合ではこういう場面でフォーカスはここだぞというのを言っていかにそれを意識させながら練習するかと強度の部分をどれだけ自分たちで盛り上げて出させるかの部分を言い続けています。個人のことよりもチームでいい準備ができるために言い続けることを4年生全員で特にぼくと大石でやっています」
大石 「僕らが言うことも大事ですが、僕らがグラウンドで100%やり切ることが一番大事だと思っていて、その中でできていないこととかフォーカスに対してみんなが意識できていること意識できていないことを俯瞰的に見てコミュニケーションを取ることが僕らの役割かなと思います」
――今年度の4年生の代の特徴を教えてください。
飯沼 「例年に比べてスター選手が少ない中で僕たちの代は真面目な代なので今年のチームの色であるようにひたむきに地道に練習を積み重ねて粘り強く走り勝つのが合っているのかなという印象です」
大石 「一見おとなしそうに見えて実際はキャラが濃いと思います。一人一人やりたいことをミーティングでは話すし、意見はいくらでもぶつかっていいと思いますしそれに対してやることをやる自分がやるといったことをしっかりやる力があるのかなと思っています」
――ジュニアの結果を踏まえていかがですか。
大石 「練習でAチームとジュニアで試合をしますが、僕らもジュニアのエナジーというかエネルギッシュなところでトライを取られ勢いにのまれることもありました。そこに対してAチームで出ている以上はやられてはいけないというのもありますしいいコンペティションをできていると思っています。ジュニアとかAを問わず全員が試合に出たい、勝ちたいという意識が原動力になっているので、ジュニアの結果は練習をしていて勝つチームだなと思うし勉強させられることが多いです
飯沼 「一緒です。ジュニアもいい成績を残しましたし、試合の週に試合形式の練習がありますが、そこで僕たちを熱くしてくれます。試合前にもう一回試合をする心構えができるというか自分たちも負けそうになるぐらい向かってきてくれるのでそこで競争してチームの向上をできていると思います」
――ファンにメッセージをお願いします。
飯沼 「今年のスローガンにある通りもう一度大学日本一になって明治の誇りを取り戻したいと思います。そのために一戦一戦大切に戦ってしっかり勝っていくことが大切だと思っています。毎回しっかり熱い試合というプレーもそうですが気持ちの部分でひたむきさとか熱さとか激しさを見てもらいたいです。それを体現して応援してくださる方に、勝って恩返しをしたい気持ちは強いので、しっかり勝って恩返ししたいです。
大石 「いつもご声援ありがとうございます。ほんとに勝つことで応援してくださる方に恩返しできると思いますし、自分たちが最後まで戦い抜く姿勢を見てもらえたらと思います。今後ともご声援よろしくお願いします」
――ありがとうございました。
[牛嶋淳太郎]
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