(76)~playback~ 4年生スタッフインタビュー

2021.11.27

 「強い明治を取り戻す」。新体制発足時、飯沼蓮主将(営4=日川)はスローガンに込める意味について言及した。3連覇の懸かる関東大学対抗戦、そして日本一奪還に燃える全国大学選手権へ。紆余曲折を経て迎える最後のシーズン。4年生に明大での4年間についてとラストシーズンへの意気込みを伺いました。

 

 第20回は選手を支える4年生スタッフの皆さんのインタビューをお送りします。

 

丹尾美月副務(政経4=東邦大東邦)

――マネジャーをやろうと思った理由を教えてください。

 「一生懸命頑張ることが好きだと気付いたのが高校3年生くらいの時でした。一生懸命打ち込めるものは何か考えたときに、体育会というものが思い浮かびました。その中でいろいろなスポーツを見学しに行ったのですが、一番引かれたのがラグビーでした。また、父がラグビーを少し見ていたということもあってラグビー部に決めました」

 

――今までで一番大変だったことはありますか。

 「秋シーズンのチケットの配布や財務もしているので、桁の多いお金を管理することがかなり大変でした」

 

――4年生の雰囲気はいかがですか。

 「4年生はとてもキャラが濃い気がしますね(笑)。いろいろなキャラがいますが、みんな仲がいいので雰囲気はいいと思います」

 

堀越智成主務(法4=川越東)

――主務の仕事内容を教えてください。

 「大学間のやりとりを行っています。例えば、練習試合が決まったらどこの会場にするのか、何時に入るのか、備品は何が必要かなどを相手校とやりとりして試合までの準備をしていきます。また、ラグビー協会とやりとりをして、試合に向けての運営を主にしています。試合中は、インカムを通じて交代選手を紙に書いて審判に渡すことや時間管理を行っています」

 

――明大ラグビー部の魅力を教えてください。

 「みんなラグビーに対して熱い思いを持っています。朝練以外はフリーな時間が多いですが、その中でも自主的にウエートトレーニングをしている選手が多いです。一人一人ラグビーに対する愛が強く、その分うまい人も多いと思います。強いラグビーを見せてくれることが魅力です」

 

――4年間で得たものを教えてください。

 「先々を見込んでおく力を得ることができました。また、4年生になり仕事量が増えてきついと思った時に同期のスタッフに相談することもあり、分かり合える仲間を得ることができました」

 

丸山竜平学生アナリスト(営4=桐生)

――学生アナリストをやろうと思った理由を教えてください。

 「明大ラグビー部への憧れが小さい時からありました。自分もラグビーをずっと高校卒業までやっていたのですが、選手として入るのは難しいけれども明大に入りたかったので一般入試で明大に入学しました。体育会で活動したいと思い、何かできないかと連絡を入れたところアナリストの仕事があり、スタッフとしてなら力になれる道を示していただいたのでやってみようと思いました」

 

――学生スタッフになり新たに知ったことはありますか。

 「スター選手は毎年いますが、同じ部員として一緒に遊びに行くと、意外と抜けているな、頭がいいな等、選手の人間性の部分を初めて知れました。スタッフとしては、試合の2週間ほど前から分析をして1週間前からその試合に向けた練習メニューを全部組んでいます。試合に至るための過程がここまでスケジューリングされていたということも初めて知った部分でした」

 

――やりがいを感じるときはどのようなときですか。

 「チームが勝つときです。どんなときよりもうれしいです。結局は勝つためにやっているというところがあるので最後にチームが勝ったらそれが一番うれしいときですね」

 

山本文音学生トレーナー(文4=国学院久我山)

――学生トレーナーをやろうと思った理由を教えてください。

 「元々11年ほど柔道をしていて、プレーヤーとしてやっている時にトレーナーやマネジャーの存在の大切さを知りました。自分も大学生になったらスタッフの方で作業してみたいと思い学生スタッフになりました」

 

――スタッフから見た明大ラグビー部の印象を教えてください。

 「オンとオフがしっかりしていてめりはりがあります。また、練習中に下級生からも上級生に意見を出していたり、学年関係なく意見を言い合っています。スタッフながらにとてもすてきだと思っています」

 

――学生スタッフとしてのこれからの意気込みをお願いします。

 「チームとして日本一になるからには、学生スタッフも日本一の意識でなければいけないと思っています。裏方の作業も常に100パーセントの準備をして臨んでいきたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[ラグビー担当一同]