(55)~playback~ 高岩裕一「人間性の部分でも成長できた」

2021.11.08

 「強い明治を取り戻す」。新体制発足時、飯沼蓮主将(営4=日川)はスローガンに込める意味について言及した。3連覇の懸かる関東大学対抗戦、そして日本一奪還に燃える全国大学選手権へ。紆余曲折を経て迎える最後のシーズン。4年生に明大での4年間についてとラストシーズンへの意気込みを伺いました。

 

 第6回は高岩裕一(政経4=明大中野八王子)のインタビューをお送りします。(この取材は10月23日に行われたものです)

 

ーー明大に入部したきっかけを教えてください。

 「きっかけは父親が明大ラグビー部でプレーしていたということもあり、昔から紫紺のジャージーを見る機会が多く、憧れて入部しました」

 

ーー4年を振り返っていかがですか。

 「Aチームの試合には出ていないのですが、やはりきつい練習やレベルの高い環境でたくさん成長できたと思います」

 

ーー具体的にどこが成長できたと思いますか。

 「試合を重ねて年数を重ねるごとに、どのように改善すれば良いのかという部分や、他の選手とのコミュニケーションの大切さを知り、そういう部分で人間として成長できたと思います」

 

ーー4年間を経てご自身に変化はありましたか。

 「ありました。ラグビーのスキルの部分でも、明大に来ていなければこんなにスキルは成長できなかったと思いますし、先ほど答えた人間性の部分でも成長できたと思います」

 

ーー一番印象に残っている試合を教えてください。

 「自分は出ていませんが、1年生の時に全国優勝した試合です。自分がグラウンドに立っていなくても、とてもうれしかったので、もう一度その光景を見たいです」

 

ーー今の4年生はどのような代ですか。

 「一人一人チームのことを考えている人が多く、みんな顔には出さないですが熱い思いを持っている人が多いように感じます」

 

ーー昨年度と違う点はありますか。

 「今年は4年生みんながリーダーになろうという形をとっているので、みんなが主体性を持って取り組めていると思います」

 

ーー改めて高岩選手にとって〝MEIJI PRIDE〟はどういった意味がありますか。

 「明大の伝統であったり、『前へ』という言葉であったり、そのような部分をファンの皆さんやOBの皆さんにも見せられるように、勝ちにこだわっていくことだと思います」

 

ーー最後に意気込みをお願いします。

 「試合には出るか分かりませんが、チームの分析などをしているのでそのようなところから、自分も日本一を目指して優勝に貢献できるように頑張りたいと思います」

 

ーーありがとうございました。

[安室帆海]

 

◆高岩裕一(たかいわ・ゆういち)、政経4、明大中野八王子、178センチ・82キロ

今ハマっていることは動画編集や画像編集。「最近始めました(笑)」