(50)関東大学対抗戦・慶大戦 試合後コメント②
5連勝となった関東大学対抗戦(以下、対抗戦)。今回は慶大戦後のインタビューをお送りします(この取材は試合後に電話で行いました)。
スクラムハーフ飯沼蓮主将(営4=日川)
――今試合の振り返りをお願いします。
「いつもの明治のアタックではなく、キックを中心としたゲームプランで行いました。今までの明治は自陣からのアタックで相手に取られていたので、敵陣に入るという戦い方を1週間準備してそれがうまくいって勝利できたことが良かったと思います。最初は今までの明治のアタックの概念と違い戸惑ったところがありましたが、しっかりリーダー陣やBK陣が話してプランを準備できました」
――個人のプレーはいかがでしたか。
「しっかりオーガナイズできたと思います。ですが今年はこの試合がフル出場した初めての試合だったので後半少し思うように体が動かなかったです。今日80分出ることができたので次につなげて、あとはキックの精度を高めリーダーとしてチームの状態を見極める判断をもっとしなければと思います」
スタンドオフ伊藤耕太郎(商2=国学院栃木)
――チームの雰囲気はいかがでしたか。
「昨年負けている相手だったので、リベンジをするという事でみんな試合に向けていい準備ができていました。試合中もいい雰囲気でできたと思います」
――トライシーンの振り返りをお願いします。
「あそこのアイデアはキックで攻めるか、自分たちで回して取るかというとても難しいところだったのですが、しっかり落ち着いて前を見ることができたのでいいプレーができたと思います」
左ウイング石田吉平(文3=常翔学園)
――相手のディフェンスが強い中でどのようなゲームプランで臨みましたか。
「初めはキックでたくさんエリアを取っていこうと話していましたが、みんながかなり勝負できトライまでいけたので、シャローに対する意識が良かったと思います。昨年度それで負けていたので、それを警戒して練習してきました」
――個人のプレーの評価はいかがですか。
「トライは取れましたが、フィールドのプレーは良くなかったので40点くらいだと思います」
左センター廣瀬雄也(商2=東福岡)
――個人としてのテーマを教えてください。
「慶応さんのプレッシャーの早いディフェンスに対して、どうしたら周りがハードにアタックできるかというのを自分がゲームメイクするというのが大事だと思ったので、周りを使うことを意識してやっていました」
――帝京大の印象はいかがですか。
「今日の試合を見て、フィジカルやひとりひとりの圧力が強くスクラムも早稲田に圧倒していました。今まで明治はFWに助けられていた部分があったので今度はBKが助けにいかないといけないと思いました」
右センター江藤良(文4=報徳学園)
――BKの雰囲気はいかがでしたか。
「コミュニケーションがしっかり取れて、どこに攻めるかなどプレーの合間で話せたので良かったと思います」
――今試合で課題は出ましたか。
「自分たちはFWに指示することが仕事なのですが、指示するのが遅くなってしまってFWが慌てていたところもありました。そこはしっかり指示してもっといいアタックができたと思います」
フルバック雲山弘貴(政経4=報徳学園)
――今試合の目標を教えてください。
「キックでFWを前に出すことでしたが、実際試合をしてみてまだまだでした。もう少し周りを見なければいけないと思いました」
――これからの意気込みをお願いします。
「今日はかなりマークされていて、ラインブレークなどの目立つプレーが全くできませんでした。マークをかい潜れるような選手にならないといけないと思います」
[ラグビー部担当一同]
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