(63)全日本大学駅伝直前インタビュー③/児玉真輝、杉彩文海

2021.11.03

 快進撃が続くか。箱根駅伝予選会(以下、予選会)では圧巻の走りで1位通過し、選手層の厚さを示した。勢いそのままに迎える全日本大学駅伝(以下、全日本)。昨年度総合3位ということもあり、他大から警戒される存在だ。今年度はどのような走りを見せるのか。レースを直前に控えた選手たちの声をお届けする。

 

 第3回は児玉真輝(文2=鎌倉学園)、杉彩文海(文2=鳥栖工)のインタビューです。(この取材は10月30日、11月1日に電話で行われたものです)

 

児玉

――現在の状況はいかがですか。

 「予選会から1週間が経って、疲労もだいぶ抜けてきたので、今は全日本に向けて状態を上げていっている感じです」

 

――昨年度は1区を走っていますが、その時と比較してどのくらいレベルアップしていると思いますか。

 「かなりレベルアップできているのではないですかね。単純に走力面が上がっていると思います」

 

――今回目標順位は5位以内ですが、強敵だと思っているチームはありますか。

 「やはり駒大ですかね。レース力もありますし、層も厚いので強いと思います」

 

――チームの雰囲気はいかがですか。

 「予選会でしっかりと結果を出せたので、そのいい雰囲気を保てています」

 

――今チーム内で1番良いと思う選手はいますか。

 「やはり4年生の橋本さん(大輝・営4=須磨学園)です。土日の練習で、予選会のときの調子の良さをそのまま保てているなと思ったからです」

 

――具体的な目標はありますか。

 「区間賞です。もちろん区間にもよるのですが、基本的には区間賞を狙っていきたいです」

 

――ありがとうございました。

 

――現在のコンディションはいかがですか。

 「特に予選会の疲労もなく、普段通り練習できている状況です」

 

――チームの雰囲気はいかがですか。

 「予選会前からずっと、予選会と全日本はセットでチームとしても動いてきたので、特にやり方に大きな変化が出たということはないです。予選会が終わったから次は全日本だという、前からの予定通り、普段通りの練習ができています」

 

――予選会から練習にプラスしたことがあれば教えて下さい。

 「予選会が終わってすぐは疲労などもあったので、練習は若干落として、数日経ってから普段の練習に戻しました」

 

――全日本に出走することになったらどのような気持ちで臨みたいですか。

 「全日本を走ることになれば自分としても初めての三大駅伝となるので、チームに迷惑を掛けないというか、しっかりと自分の役割を果たせるよう走っていきたいと思います」

 

――予選会後から練習のギアが上がっていると思うチームメイトはいますか。

 「個人で目立つように気持ちが上を向いているというより、チーム全体が予選会終わって盛り上がっているなと感じています」

 

――ありがとうございました。

 

[競走部担当一同]

第98回箱根駅伝まで、あと60日。