
(44)関東大学対抗戦・筑波大戦 試合後コメント①
4連勝となった関東大学対抗戦(以下、対抗戦)。今回は筑波大戦後のインタビューをお送りします(この取材は試合後に電話で行いました)。
フッカー田森海音(政経4=長崎北陽台)
――前半を振り返っていかがでしたか。
「最初の5分が筑波はここの何試合か見ていても強かったので、そこをしっかりシャットアウトして自分たちが先にスコアするということで最初の5分をテーマにしてやっていました。最初5分で自分たちがスコアできたことはすごく良かったと思います。ワントライ取った後も気を抜かず、常に攻撃を緩めずにアタックし続けられたので、とてもいい前半だったと思います」
――前回と比べて個人としてはいかがでしたか。
「個人的には体の状態も前回に比べたら良かったので、とても動けたというのが個人的な感想です。あとセットプレーのラインアウトでも僕が出ている間は、基本的にはうまくいったのでそこは良かったと思います。スクラムはもっとできるところがあると思うので、しっかり映像を見て反省して、いいスクラムが組めるようにやっていきたいと思います」
――今後の意気込みをお願いします。
「慶大、帝京大、早大と強い相手が続きますが、一つのミスや一つのプレーでも勝敗が分かれるので、練習では精度にこだわっていい試合をしていきたいです。そして全勝で優勝できるようにしたいと思います」
左ロック山本嶺二郎(法2=京都成章)
――今試合のテーマを教えて下さい。
「今日のチームはアクションというテーマでやっていました。というのも今までの筑波の試合で最初の5分に力を入れているというのが分かっていたので、その最初の入りからしっかりアクションを起こして明治から主導権を握るということを意識しました」
――自身のトライシーンを振り返っていかがですか。
「あのシーンは試合前からFW全体で共有していて、思っていた通りのトライになったので良かったです」
――今試合で出たチームの課題を教えてください。
「ペナルティーで自陣に蹴り込まれて少しピンチになった場面が多かったことと、ターンオーバーされた後のリアクションが少し遅かったです。そこからトライにつながってしまったことがあったのでそこが課題です」
右フランカー福田陸人(法4=国学院栃木)
――チームの雰囲気はいかがでしたか。
「いい緊張感をもって、筑波が帝京や早稲田にいい試合をしていたので、負けていられないという思いがみんな統一できていたところが良かったと思います」
――今日の試合でFW陣もファイトしていた印象ですがいかがですか。
「スクラム、ラインアウトに関してもとてもいい出来で、ラインアウトからモールでのトライも4本決めることができたので、この前リコーと練習したかいがあったと思います」
――次戦の慶大戦で警戒している選手はいますか。
「山本凱のジャッカルは要注意だと思うので、そこを今回のように切れのあるセカンドマンで勝つというところを意識してやっていきたいと思います」
ナンバーエイト大石康太(営4=国学院久我山)
――今試合の勝因は何だと思われますか。
「筑波大戦前の3戦は自分たちの納得のいくゲームができていない中でも勝ちました。そういった現状をどうしようかというのも日体大戦終わってすぐ選手でミーティングをして、意見の割れる場面もありましたが、シンプルにまずは自分たちの強みは何だろうというところから話して、しっかりワンブイワンの場面で勝つというところを意識しようということになりました。それが今日のゲームではうまく出せたのかなと思います」
――個人の振り返りをお願いします。
「前半、ノックオンを2回したことなどはありましたが、しっかりとボールを持ってゲインできたところもあったので、そういったミスのところは修正したいです」
――現状のチームの出来はいかがですか。
「60点ぐらいです。100点は優勝ということになるので、そこに対しての伸び代じゃないですが、一人一人に何ができるのか、どんな存在でいられるのか、所属意識を持ってほしいです。その積み重ねが100点で優勝という結果につながるのではないかなと思います」
[ラグビー担当一同]
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