(42)関東大学対抗戦・日体大戦 試合後コメント①

2021.10.10

 3連勝となった関東大学対抗戦(以下、対抗戦)。今回は日体大戦後のインタビューをお送りします(この取材は試合後に電話で行いました)。

 

左ロック山本嶺二郎(法2=京都成章)

――課題点を教えてください。

 「ブレークダウンのところでプレッシャーを掛けられて、あまり明大の早いテンポのラグビーができませんでした。今日の早稲田戦の結果を見て分かる通り、筑波大はしぶといチームだと思うので、そこで明治らしさ出していきたいです」

 

――試合全体の振り返りをお願いします。

 「前半で明大のラグビーができなくて、あまりいい雰囲気ではなかったですが、後半から少し持ち直して、点差を広げられました。最終的には良かったと思いますが、これで満足せずに次の試合に向けてしっかり練習していこうと思います」

 

――次戦への意気込みをお願いします。

 「僕の得意分野はラインアウトですが、今日はそこの部分を生かせなかったです。次の試合はしっかりその部分でゲームをつくっていけたらと思います」

 

右フランカー石浦大貴(政経2=報徳学園)

――チームの雰囲気はいかがでしたか。

 「試合前は特に普段通りでしたが、試合が始まると自分たちの思うようにいかなかったので、その時はとても雰囲気が悪かったと思います。そのまま、その雰囲気をずるずる引きずってしまい、前半が終わってしまいました」

 

――対抗戦初トライを挙げましたが、あの場面の振り返りをお願いします。

 「スクラムハーフの(飯沼)蓮さん(営4=日川)としっかりコミュニケーションを取れて、いいタイミングでボールをもらえて良かったと思います」

 

――次戦の意気込みをお願いします。

 「まずはメンバーに入れるよう、次の試合に向けて練習を頑張ることです」

 

紀伊遼平(営3=桐蔭学園)

――ご自身のプレーの振り返りをお願いします。

 「スペースを見ながらトライを1本取れたことは良かったです。また、今回コミュニケーションがよく取れた試合だったと思います。セットプレーの面でいうと、1本スローが合わなかったことや、ノットストレートを取られてしまったこともありました。スクラムでもペナルティーが二つあり、そこは僕が改善していかなければならない部分だと思います」

 

――1本目のトライについて教えてください。

 「僕が前を見た時外側にかなりスペースが空いていて、一番近くにいた石田吉平(文3=常翔学園)と廣瀬(雄也・商2=東福岡)が見えたので2人に外に振れというコールを飛ばしました。そこで2人がうまくリアクションしてくれて、外にボールを振ってくれました。あとは僕が空いたところに走るだけだったので、B Kの2人が外の状況を見えていたのが大きかったと思います」

 

――これまでもミスの多さが課題として挙がっていましたが、いかがですか。

 「ミスが多いのは確かなことですが、そのミスを試合中に修正し切れないことが問題だと思います。ミス自体はしょうがないことだと思うので、それが防げるミスなのか、そうではないのかというところが大事だと思います。防げるミスに対してどのように修正していくかということを、選手間でできていないということがこれまでの3試合でミスが多いという評価につながる原因だと思います」

 

大石康太(営4=国学院久我山)

――今試合のテーマを教えてください。

 「〝FINISH〟がテーマでした。〝FINISH〟の内容としては、トライ前のラストパス、スクラムであったら最後までスクラム組むこと、ラインアウトでは最後までリフトとスローすること、ブレークダウンならボールキャリーし尽くす。そのように最後までやり切ることをテーマに今試合に臨みました」

 

――対抗戦初出場となりましたが、いかがでしたか。

 「過去3年間は実力で出られず、そして最後の年の8月に手の骨折を乗り越えて今回初出場という運びになりました。今日は後半ラスト20分ぐらいの出場だったのですが、まだまだ自分ができる部分があると思いましたし、日頃の生活からしっかりとコンペティションしていきたいと思いました」

 

――これからの試合に向けての意気込みをお願いします。

 「まだまだだなということが正直なところで、もっとお互いに話し合わなければいけないところや、求め合わなければいけないところがあると思います。ここ3試合のレベル感では到底勝てる相手ではないので、しっかりまず個人で明大がやるべきラグビーとは何だろうということから考え始め、筑波大さんに向けていいチャレンジができればと思います」

 

[ラグビー担当一同]