
(42)駅伝シーズン直前インタビュー⑧/金橋佳佑、丸山幸輝
――いよいよ〝駅伝〟が始まる。喜びも悔しさも味わった昨年度。反撃を誓い迎えた今年度はトラックシーズンで並み居る強豪校にも劣らぬ好成績を記録。さらなる飛躍を目指し夏に行われた強化練習ではおのおの試行錯誤し練習に励んだ。今回は紫紺躍進の立役者となり得る20人の最新の声をお届けする。
第8回は金橋佳佑(政経4=札幌山の手)、丸山幸輝(文4=佐久長聖)のインタビューです。
金橋
――現在のコンディションについて教えてください。
「今は小さいケガを何回か繰り返してしまっていて、ジョギングはずっと続けているのですがポイント練習のスピード系が思うようにできていないのが現状です」
――現在のチームの雰囲気はいかがですか。
「少し強化練習の疲れが出てきてしまっているところもあります。しかし全体的にケガしていた主力が上がってきて、だんだんいい雰囲気になってきているんじゃないかなと思っています」
――ここまでの夏の強化練習の振り返りをお願いします。
「1次練習は思うように練習できなかったのですが、2次練習から少しずつ本数や距離を減らしてAチームの方でやれているので、なんとかここから上げられる土台は作れたんじゃないかなと思っています」
――金橋選手が後輩に残せるものは何だと思いますか。
「自分は1年次にずっとケガをしていて、こつこつやってきて2年次に箱根本戦も走れたので、そういうこつこつやる大切さを伝えられたらなと思います」
――1万メートル、ハーフマラソンの目標はありますか。
「1万メートルは28分30秒を切りたいですし、ハーフマラソンでもどんなに悪くても世田谷ハーフマラソンがあれば(1時間)2分台で走れる力は付けたいなと思います」
――これからの駅伝シーズンに向けての意気込みをお願いします。
「4年生で最後の駅伝シーズンになるので、そこでしっかり結果を残して最後に競走部に何か残せるように頑張っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
丸山幸輝(文4=佐久長聖)
丸山
――夏を振り返っていかがでしたか。
「チーム練習から、1次練習まで今のところ大きな故障もなく全部練習はできていて夏の強化練習前と比べると多分調子は上がっているのかなと思います」
――例年と比較するとどうですか。
「例年だと3回の中でどこか1回では故障してしまっていて練習がうまく積めない時期があったのですが、今年度はそれがなく、全部継続的にできています」
――ではコンディションは問題ないのでしょうか。
「現状あまり調子が良いとは言えないのですが、恐らく今3回の練習の中で疲労がきていて多分強化練習が終わってからうまく疲労を抜いていけば調子は上がるのかなと思います」
――同期でライバルはいますか。
「あまり意識すると、自分が元々練習をがつがつやり過ぎて故障してしまうタイプなので、できるだけ周りを見ないといけないのですが、練習の時はあまり見ないようにしています。なのであまり気になる選手は今はいないですね」
――箱根駅伝(以下、箱根)にはどういった形で絡んでいきたいですか。
「昨年度は本当に16人に入るのが目標で本当にぎりぎりで入った感じだったのですが、今年度は走ることが最低と考えてしっかり4年生としてチームを引っ張るということを思っているのでそういう自覚を持って走りたいと思います」
――箱根駅伝予選会(以下、予選会)にはどういった形で絡んでいきたいですか。
「本当に予選会を通過しないと箱根は絶対ないのでチームの中でも今箱根を目標にするよりはまず予選会を全力で行くことを決めています。なので自分の中でも今は予選会のことしか考えていなくて予選会でしっかりチームが本選に出場できることに貢献できるように頑張りたいと思っています」
――これからの駅伝シーズンに向けての意気込みをお願いします。
「秋以降故障なく全部の大会でチームにいい流れを作れるような結果を全部出したいと思っています」
――ありがとうございました。
[競走部担当一同]
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