
(37)駅伝シーズン直前インタビュー③/鈴木祐太、曳田道斗
――いよいよ〝駅伝〟が始まる。喜びも悔しさも味わった昨年度。反撃を誓い迎えた今年度はトラックシーズンで並み居る強豪校にも劣らぬ好成績を記録。さらなる飛躍を目指し夏に行われた強化練習ではおのおの試行錯誤し練習に励んだ。今回は紫紺躍進の立役者となり得る20人の最新の声をお届けする。
第3回は鈴木祐太(文1=鎌倉学園)、曳田道斗(政経1=宮崎日大)のインタビューです。
鈴木祐
――春からここまでのシーズンの振り返りをお願いします。
「5000メートルで自分は自己ベストを出せたので、時々あまり良くないタイムで走ったりしたこともありましたが、自己ベストが出たことは自分の中で収穫があったと思うので、春シーズンはいい形で終われたのかなと思います」
――現在のチームの雰囲気はいかがですか。
「夏季強化練習に入ってチーム全体的に練習の達成率もすごく高まってきて、箱根駅伝に向けて全員で頑張って自分が走ろうというような気持ちがすごく出ていると思うので、チームの状況としてはいいと思っています」
――具体的なハーフマラソンのタイムや目標はありますか。
「自分はどれくらい適正があるのかまだ分かっていないので、同学年の強い選手や先輩方も出場されるので、そういった人たちにどれくらい付いていけるのかという自分の力を見る機会だと自分は思っています。タイムなどはあまり気にせず、途中で離れてしまってもそれはしょうがないと思うので、自分の力を見極められるようになるべく長い間付けるようにしていきたいと思っています」
――箱根駅伝予選会(以下、予選会)への意識を教えてください。
「自分の実力的に予選会に出場するというのはかなり厳しいとは思いますが、1年生の自分が、どれくらい練習できているのかというのが出場する人たちに良い影響を与えられるのかなと思っているので、予選会に今は出られないからとかではなくて、しっかり自分の練習をやっていきたいと思います」
――駅伝シーズンへの意気込みをお願いします。
「メンバーに入れるか入れないかは正直自分も分からないですが、そこで気持ちを落としたり上げたりすることなく、自分の日々の練習を大事にしていきたいと思います」
――ありがとうございました。
曳田道斗(政経1=宮崎日大)
曳田
――現在のコンディションはいかがですか。
「今はケガすることなく(練習を)継続できています」
――高校時代と違うところはありますか。
「距離はもちろん、質もそうですし、チームのレベルも高いので距離に対する意識が違うのかなと思います」
――夏で一番印象に残った練習はありますか。
「レースを想定した20キロ走があるのですが、やはりそこで走れないとメンバーに入れないというのがあるのでそこをしっかり押さえながら他の練習もやっていくことが大事だと思っています」
――同期で箱根駅伝(以下、箱根)の話はしますか。
「1年生として出走するのが目標という人も多く、学年全員で高め合いながら1人でも自分たちの学年から貢献できるようにしようという話はします」
――予選会にはどのように絡んでいきたいですか。
「まず出走することを目標に頑張って、出走できたらチームに貢献する走りが最低限できないといけないのでそこを頑張っていきたいです」
――今のチームの雰囲気はいかがですか。
「まずは予選会に向かってみんなチーム一丸となってしっかり夏季強化練習もこなせているのでいいと思います」
――普段の練習で意識していることはありますか。
「感覚を大事にしています。難しく考えると走れなくなったりすることがあるので、その時その時の感覚で練習の質を考えてやるように心掛けています」
――その感覚をどのように練習に生かしていますか。
「自分の動きがいいときはスピードを上げて練習したり、悪いときは時間をかけてじっくりやったりしています」
――最後に秋以降の抱負をお願いします。
「箱根のメンバーに入れるように一回一回の練習を頑張っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[競走部担当一同]
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